Welcome
Information
せいゆう丸釣行記
時が経つのは早いもので、小型のヤンマー和船(旧せいゆう丸)を釣り師匠から譲り受けたのはもうかれこれ10年近く前のことになります。
このお船をきっかけにして釣りガイドの仕事をすることになったのですが、その後高齢がたたり深刻なエンジンの故障によって陸揚げされ引退となり、現在のせいゆう丸に引き継がれたのであります。
陸に揚げられた船は物置きくらいにしかならず、旧せいゆう丸も必要に応じてあちこちの部品を抜かれて見るも無残な姿になっておりました。
自動車の場合、使わなくなって廃車するのは非常に簡単で、解体業者さんのところまで走って行ってナンバー外して引き渡し、車検証とナンバーを陸運に持って行って廃車申請して「ハイ、終わり。」になる上、鉄の相場によって差はあるものの幾ばくかの金属代を貰える。
それに対して船の場合はかなり大変で、産業廃棄物であるFRP(ガラス繊維強化プラスチック)の処理に多額の処理費用がかかるので、使われなくなった引退船が港に溢れかえってるのはそんな理由からなんですわ。
特に漁業者の高齢化が進み、跡継ぎが居ないなどの理由で浮いたままになって放置されてる漁船がかなり増えてるらしく、大型漁船ともなると引き上げにクレーンを使い、移動するにもトレーラーを必要とするから、処分費用プラス運搬賃で数百万円になることは珍しくないそうな。
もちろん小型のプレジャーボートも例外ではなく、24~25フィートの小型ボートでも数十万円の費用がかかるのが現状のようです。
そんなことから自分も、陸置き費用を毎年県の港湾に支払って長年置いたままにしてたのだけど、ついに大チャンスが訪れて旧せいゆう丸をおかげなことに無事解体処分することが出来ました。
実は延岡の解体業者さんが漁協と連携して、放置状態の漁船の解体を進めてるらしく、解体場所が旧せいゆう丸の置き場のすぐ横だったことから運搬の必要がなく、依頼したらすぐに運んでくれてあっと言う間に解体してくれた。
数がまとまってるから解体費用が比較的安価で、運搬費用がかからなかったので、非常にたすかりましたわ。
こういった解体処分の需要は今後ますます増えるでしょうからこの欄に掲載しましたが、同じような廃船処理でお困りのお方は下記の業者さんに連絡してみると良いかもです。
牧野通商 (Mリサイクル) 代表 牧野文彦
080ー5266ー9367
社長さんも従業員さんも人当たりが非常に軟らしく、いろいろ相談に乗ってくれそうです。
これで自分にとって大きな課題の断捨離が行えた訳で、清々しく新年を迎えられそうです。
この調子で家の中の断捨離しましょうかねぇ。