釣倶楽部　せいゆう丸　

とにかく早い。

メチャクチャ早い。

漁師が台風対策で漁船を避難港に移動する行動のことであります。

予想通り昨日の朝には、早くも４隻の漁船が次から次に入って来てロープを張り巡らせたが、そうなると自分の船は入りも出も出来なくなるためその前にまつかさ丸を移動させてせいゆう丸の横に繋ぎお互いロープで緊縛し、台風対策を無事完了いたしました。

タイミングをちょっとでも間違えると船を動かせずに後の祭りとなるから非常に危ないのでありまして、長年の学習で今回もタイミングを逃さずに済みましたわい。

私たちの漁師に対するイメージとしては、荒波に抗って海に出て行く勇ましい男のイメージがあるかも知れませんが、実際は台風などの大風予報が出るとチャッチャと船を避難させて、パチンコにいそいそと出かけるのが現状のようです。（笑）

まあ、漁師も高齢化が進み、黒潮の大蛇行で黒潮が離れていてお魚が釣れないこともあって、年間通してイセエビ漁の時期だけ船を出す程度みたいなので、そんな感じになっちまうのでしょうなあ。

イセエビ漁は９月からと宮崎県漁業調整規則に定められてるので、恐らく今月中は避難港から出さないだろうから、せいゆう丸が沖に出られるのは来月に入ってからでしょうよ。

昨日のブログにも書いてた通り、海水温が３０度を超えてる現状ではお魚釣りは全く期待できないから自分は敢えてお休みしてるのですけど、釣れないと分かっていて沖に船を出すのはいかがなものかと思うからそうしてるだけなんですが、それって考えすぎなのでしょうかねえ。（笑）

今日の予定は、今から出立して半額ハンティングしながら港に向かい、日除けのテントを風で飛ばされないようにロープで縛ったり、冷却水漏れの追加修理したりして、夜明けから２～３時間程度お仕事してきますわね。

昨日は、親を散髪に連れて行ったり買い物のお付き合いなどが１日がかりだったので、特にネタもないからこの辺で書くのをやめますわよ。