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せいゆう丸釣行記

2020-08-18 02:21:00

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沖の深い場所をマキマキ・シャカシャカしてたらまぐれでカンパチくんが釣れてくれたが、肝心かなめのデカアジは潮が全く動いてくれず、一昨日に引き続き大撃沈でありました。

 

 

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一番下のお写真のアジは同窓の重ちゃんが釣った40cmクラスなんだけど、写真の撮り方が悪かったからかそれほど大きく見えませんですねえ。(笑)

 

 

 

ところで昨日は浜松で気温が41.1度と日本最高記録タイだったらしいが、海の温度も半端なく高くなってるみたいです。

 

 

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西日本の太平洋側は海水温がほとんど30度に達しており、エアコンが無い海の中は暑くてたまらないだろうねえ。

 

 

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ちなみにこれが去年の海水温の分布図ですが、思い起こせば去年は台風がいくつもやって来て、太平洋をかき混ぜてくれたのでしょうねえ。

 

いくら暑くても今までの宮崎沿岸の海水温は27度が最高でしたが、今や30度近くになってるのでお魚が暑くて餌を食べるような状況に無いのかも知れませんわ。

 

 

 

そんでもって海流はどうなってるかと調べてみると、

 

 

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相変わらず日向灘沖は完全に流れが止まった真っ白けの空白地帯になっておりまして、流れは無いわ海水温は高いわで、日向灘全体が多分酸欠状態になっているのでしょう。

 

 

 

餌を口にしないとなるとピカピカ光るジグやタイラバを、マキマキ・シャカシャカして誘って喰わせるしか残された道は無さそうですわな。

 

それでだろうか、昨日餌釣りしている船はせいゆう丸くらいで、あたりは数え切れないくらいのおびただしい数のマキ・シャカ船が内海沖に繰り出して来てて、あちらこちらでマキマキ・シャカシャカしてたみたいだけど、多分その後は市場に魚を卸しに一直線向かったことだろうなあ。

 

 

 

こうして考えますと、船での餌釣りを存続させるのに残された道は、最近の高海水温と黒潮の蛇行によってほぼ閉ざされたと言っても過言ではないでしょうよ。

 

残念ではありますが、針に餌を付けてゆっくりと竿先を眺めてのんびり釣る餌釣りは既に過去のものになったと言え、これからは老いも若きも一生懸命ルアーを落としては巻き、落としては巻きするハードな釣り方しか出来なくなりますわい。

 

そうなった場合、デイケア的なせいゆう丸の利用者さんが疲れ果てて釣りを諦めてしまわないか心配であります。(笑)

 

 

 

 

さてと沖に出るのも今日までで、明日は御用があってお休みにしました。

 

役所に行ったり親を病院に連れて行ったりと終日忙しいだろうが、灼熱地獄の船の中から開放されることを考えると少し嬉しい気分ではあります。

 

 

 

ではでは、半額ハンティングしながら港に向かうことにしましょうかねえ。