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せいゆう丸釣行記

2020-04-21 02:22:00

自分が船を係留している内海の避難港は、山と川と海に囲まれて自然豊かな場所でありまして、野生の動物が数多くすんでおります。

 

今年はあまり目にしなかったけどイノシシがそこら辺を走り回ったり、サルが山からおりてきて地元のおばちゃんが竹の棒を振り回して追い払ったり、トンビやカラスやゴイサギやツバメやセキレイなど、もうそりゃ数え切れないくらいの野生動物にあふれております。

 

そんでもって最近毛色の違った大きな鳥が出没するようになりましたが、それがこの子であります。

 

 

DSC03109.JPG

 

 

多分コクチョウ(ブラックスワン)なんでしょうが、調べてみるとオーストラリアの固有種らしく、草食性で主に水草を食べて生活してるみたいだ。

 

「おいで!おいで!」 と食パン片手に呼んでみると 「クークー」 と白鳥と同じような鳴き声で寄って来たのでパンをちぎって投げてやると、美味しそうにパクパク食べて1枚ペロリと食べてしもた。

 

 

 

良く良く観察してると、イタズラ好きのカラスが興味深々にコクチョウの上空を飛び回ると、足を伸ばしてすっくと立ち上がり首を思いっきり上に伸ばして威嚇のポーズをとっておりました。(笑)

 

保養所の管理人のおばちゃんに聞いてみたら、どうやらこどもの国からトラバーユしてきたみたいで、先日こどもの国の職員さんが来られて確認されたらしいが、いかんせん川の中で泳いでいるので首に縄をつけて連れて帰る訳にもいかず、結局そのままここに滞在しておられるようです。

 

 

 

さあてこうなりますと、かれこれ6年のお付き合いしてるウミネコのカー助を題材にした 「漁師とカモメの友情物語」 の執筆を諦めて、 「漁師とコクチョウの友情物語」 に変更して小説を書き始めんといかんごとなりましたわ。

 

ただですねえ、カー助がそうだったようにコクチョウも餌を食べてそれで終わりのような気がするので、最初の一行が書けるのがいつになるか分かりませんけど。(笑)

 

 

 

恐ろしいことに、新コロが与える影響が計り知れないレベルにいよいよなってきましたなあ。

 

空前絶後で未曾有で前代未聞の酷い将来にならなければ良いがと、自分の子供や孫達の行く末を案じてる今日この頃でございます。