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せいゆう丸釣行記
目が覚めて時計を見たら、なんと6時ではないか。
ほぼ12時間寝てた計算になりますが、今年最後の沖行きは執念とも言える頑張りで相当疲れていたのだろうね。
昨日の出港は午前7時30分。
お正月のお魚を確保するためだろうが、既に何台もの車がやって来て出港の準備をされておられた。
「こりゃ釣り場がなくなるなあ!」
そうなんですよ、普段出て来たことのないお方までがぞくぞくやって来られて、早々と船で出て行く光景を見てチョイと焦るが、こんな時ほど心穏やかに手前から探索することに撤しなければいけないのであります。
出港してすぐに潮は下りと分かったけど手前のポイントのどこにもお魚は居ついてなかったので、一昨日好漁できたチョイ沖のポイントに移動してみると群れは小さくなってたものの、少しは釣れそうだったのでイカリをドボンして仕掛けを投入すると、 「おはようございます、デカアジです。今日の仲間は少ないけど頑張ります。」 てな調子で喰って来てくれました。
ところが昨日の風は北寄りで微妙にいやらしく、結構ドッタンバッタン船が揺られた上、次第にアタリが無くなってきたのでイカリを揚げて探索したけど、もぬけの殻状態になっておりました。
場所を変えようとあたりを見渡すと探したいポイントにはプレジャーボートの姿があったので断念し、近場に戻り前日予習復習の探索で目星を付けてたポイントに行ってみると、なんと極端に速い下り潮になってて北風と相まって南に時速4kmの速度で船が流されるものだからイカリが掛からず、ロープを100メートル出して5回ほどチャレンジしたけど結局掛かってくれず、泣く泣く断念して潟の磯場で時間を潰しておりました。
1時間くらいそこで遊んでいると潮の流れが収まってきたので、再度元の場所に戻ってイカリを打ってみたら無事に掛かってくれて、幸いなことにそこで数匹のデカアジを追加することができました。
まあなんとかお正月のお刺身程度は確保出来たから良かったけど、かなりしんどい今年最後のガイドとなりました。
ガチ寝坊してしまうくらいの執念で頑張った甲斐がありましたわ。(笑)
さあて今日は低気圧が通過するので悪天候になりましたのでお休みにしましたが、長崎で仕事してる次男が帰省するので今夜はゆっくりと酒でも飲みながら語り合うつもりであります。
ところでなにか忘れてると思ってたら、何と年賀状に全く手をつけていなかったことに気がついたけど時既に遅しでありまして、正月休みの間にゆっくりと書かないといけませんわな。(笑)