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せいゆう丸釣行記

2019-11-19 02:45:00

スパコンの長期予報を確認すると、微妙なところですが今週の木曜日と金曜日だけが沖に出られる可能性がありますが、今月は北風が吹く日が多くて、ほとんど駄目っぽいみたいですなあ。

 

今年は、とにかくまともに海の仕事をさせてくれませんですわ。

 

大きな借金をしていたらとうの昔に夜逃げ状態になってただろうが、幸いなことに自分は借金ゼロだし、サラリー卒業して努力の結果超エコな生活を身に付けることが出来たからまあどうにか生活は出来てるが、月末の水道光熱費などの支払い時期が来るとさすがに心穏やかにはいられない。

 

海に出たら出たで最近お魚が全く居なくなって辛い思いをしなきゃいけないしで、こりゃこの先ガイドの仕事を続けていけるのか少々不安になってきましたですがね。(笑)

 

 

 

さて私事はさておいて、今日は小物釣りのお話をしてみます。

 

 

 

昨日ゴッドハンドで有名な 「健康の家」 院長の堀川氏とメールをやり取りしてて話題になったのが、物事には順序があるよねというお話でして、 「いきなりクラウンをやっちゃうと基本が根付かない」 、的なお話であります。

 

その道の達人になるためには必ず通らなければならない苦しい勉学や経験などの道のりがあるものだけど、それをパスしてショートカットしては絶対に達人の領域には到達できない的な話題でしたが、お遊びの世界にもそれが通じるものがあると自分的には考えております。

 

 

 

若いお方達のために先ずは 「いきなりクラウン」 が何のことであるかを説明しなくてはいけないが、昔の大人にはトヨタのクラウンを買って乗り回すのが究極の夢だった時代がありまして、軽自動車から始まり、カローラやサニーなどの大衆車にステップアップして、最後にはクラウンを所有するのが昭和の時代のステータスを表していたのですわ。

 

 

Toyota_Crown_S70_001.jpg

 

およそ40年前のおトーサン達が憧れた4代目クラウン。(写真借り物)

 

 

それが時代が変わり平成の時代になると、それまで国民皆中流だったのがいつの間にか格差社会になり、裕福なおぼっちゃまが免許を取得したら親がいきなりクラウンを買い与えるような時代となり、それを揶揄して 「いきなりクラウン」 という言葉が流行ったものであります。

 

すなわち 「いきなり」 をやってしまうとアンポンタンな人間が出来てしまうことを意味する訳ですが、ゴッドハンドの堀川氏はあまり自ら語ろうとはしないが相当苦難の道を歩んで来たらしく、今なお毎日が試行錯誤の連続だと語ってますが、それは若い頃苦しい経済環境の中で基本の技術を徹底的に身に付けることができたからだともおっしゃってます。

 

 

 

こう書きながらふと思い出しましたが、自分がまだ若かりし頃大型バイクに憧れてバイク屋によく通ったものですが、そこのオヤジさんから諭された言葉が 「原付から始めなさい。そして少しずつ上げて行きなさい。」 でありました。

 

「いきなり750は駄目よ!」 と、世の中には順序があることを知りなさいと言いたかったのでしょうなあ。

 

そのオヤジさんは、小さなバイクを乗りこなすことが出来て初めて大型バイクの本当の楽しさが分かると考えていたみたいだが、それはまさに事実だと自分も感じてます。

 

バイクにしても船にしても初めは小さなやつで遊ぶことで、その乗り物の特性や危ないことや限界を肌で知り、少しずつサイズアップして最後に自分に最も合ったサイズに出会うって感じかもな。

 

自分の場合途中でバイクとは縁がなくなりましたが、船については現在の27フィートのせいゆう丸がジャストフィットのお船となりました。

 

 

 

あれあれ、そろそろ出立の時間になってしまいましたので書くのを止めますが、「小物釣り」 と 「いきなりクラウン」 との関係性については明日書きますわね。

 

期待するような大した内容ではないけどね。(笑)