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せいゆう丸釣行記
昨日は久し振りに、朝から昼近くまで船の中で読書しておりました。
「わざわざ内海まで走って燃料炊いて読書しなくとも、自宅でゆっくり本を読めば良いものを。」 とお思いのお方もいらっしゃるでしょうが、自宅はかあちゃんのお城だから居場所が無いのであります。
従って駆け込み寺と言うか、子供の頃に憧れた洞窟と言いましょうか、とにかくあの狭い空間が一番心穏やかになれて、お勉強したり読書したり情報収集したりと、海の上の書斎となってるのであります。
お湯を沸かしてコーヒーブレイクも出来るし、フライパンや鍋もあるのでお料理を作って楽しむことも出来るし、冷房設備こそ無いものの寒くなればFFヒーターで暖かく快適に過ごせるしで、とにかく心落ち着く場所なんですなあ。
その空間のおかげでかあちゃんと無駄に空間の覇権争いすることもなく、まるで摩擦が生じないので彼女も毎日ほのぼのと暮らしておられるみたいです。
そんでもって昨日はアマゾンkindleでダウンロードした司馬遼太郎の 「この国のかたち」 をつらつら読んでおりましたが、これは若い頃に熟読すべき随筆だったなあと、少し若い頃の勉強不足を反省したところであります。
まだ入口付近だから偉そうなことは言えませんが、自分がまるで理解してなかった明治・大正・昭和の時代の流れが、これで少し分かるかも知れませんねえ。
ところで読書してたら突然どしゃ降りの雨と、けたたましい音を立てて落雷があったりしたが、ようこそ沖行きを中止したものだと思いましたねえ。
昨日は友達の漁師だけが沖に出て行ったけど、多分おっかなかっただろうが生活のためにはそんなことは言っておられないのでしょうが、自分の場合沖に行くのは所詮お遊びなんだから無理は厳禁なのであります。
皆さん沖に行って遊びたいだろうなあの思いが頭をよぎる時もあるが、少しでも怪しい感じの時は 「次回のお楽しみ」 にするのが経験上ベストな選択だと心得ております。
それでもどうしても沖に行きたいお方は、是非 「遺言書」 をしたためてからにしたほうが良いと思いますわよ。(笑)
ということで、ここ最近湿った空気が流れ込む関係か、宮崎だけに雨が降り、しかも雷がゴロゴロ鳴るし、そして一番嫌な台風が数日中に接近もしくは上陸しそうであります。
GPVとヨーロッパ中期予報とが、時間のズレがあるものの珍しく一致した予測を出したので、まず間違いなくやって来るでありましょう。
もうしばらくは諦めましょう。
そして恐怖の月末を持ちこたえてせいゆう丸を廃業せずに済んだら、台風が通り過ぎた後に皆さんとまたお会いしましょうかね。(笑)