Welcome

Information

せいゆう丸釣行記

2019-09-22 04:13:00

自分は元来全くの無宗教のようで、強いて言えば海の神様くらいしか崇めることが無いので、産まれてこのかた宗教についてあまり深く考えたことはありませんでした。

 

しかしながら最近台風の影響で海がシケて暇なものだから、ブログネタにするつもりでコリアの人々の気質の起源を歴史を辿って調べているうちに、「こりゃ宗教を語らずしてその本質を探求することは決して出来ないわい!」と悟ったものの、なにぶん無学が故に文章を何度も何度も読み返し、内容を理解するまで相当時間がかかりましたが、どうにか文章化するところまで辿り着けたようです。

 

 

 

さしあたり日本人の宗教の状況はどうなってるのかというところから調べてみると、凡そ半数が無宗教で、3割強の仏教徒に、あとキリスト教徒が数%だそうで、相当数の神道の信者が重複しているらしい。

 

皆さん大体そうなんでしょうが、正月は神社に初詣でお参りに行き、葬式では坊さんの世話になり、クリスマスにはケーキを食べながらジングルベルを楽しみ、大晦日には年越しそばを食べながら各地の寺からのテレビ中継を見て新年を迎えるって感じではなかろうか。

 

現代の日本では、例えばイスラム教徒のように厳格な宗教の教えの元で生活を営んでるお方は少ないように思えるが、それをもって何の神も信仰しない無宗教で秩序のない国民かと言われれば、それは大きな間違いでありましょう。

 

日本人自身はあまり気が付いてないみたいだが、島国日本国の長い長い歴史の中で神道や仏教や儒教や朱子学の良い所を巧みに実生活の中に取り入れて、寛容性に満ち溢れた心豊かな国民性を手に入れたように思えます。

 

決して複数の宗教を都合よく信仰して使い分ける不節操と言う訳では無く、特定の宗教にとらわれなくとも既に成熟した思想・理念を有した結果ではないかと自分は考えてます。

 

あれこれ調べているうちに自分が日本人であることにもっと誇りを持つべきではないかと、ここ数日で思うようになりましたねえ。

 

 

 

さあて台風がすぐ近くまで来ているけど、大きな被害が出なければ良いですけど、心配ですわい。

 

 

 

明日は中国と韓国の人々の気質に大きな影響をもたらした、儒教と朱子学について考えてみたいと思います。