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せいゆう丸釣行記

2019-09-05 03:40:00

最近聞いた話では、ますますマキ・シャカ船の釣果が凄いことになってるらしいねえ。

 

釣れるお魚は全てドデカくて超高級魚で、しかも釣れる数が半端ないみたいだ。

 

どうりで近頃ではイカリを打って餌釣りするお船がほとんど居なくなり、ゆらゆらと漂いながら大人数がデッキにスタンディング状態で一生懸命マキマキ・シャカシャカする光景を良く目にするが、いかにも 「スポーツしてます!」 みたいな高揚感が満たされるみたいで、お若い方に人気なのはうなずける話なのであります。

 

港の中でもお兄ちゃん達がルアーを投げては巻いてを繰り返して遊んでおられるが、面白いことにド干潮で水深数十センチしかなくて明らかに川底が見えてる所にもルアーを投げているけど、多分泥の中から超高級魚がルアーに飛びかかって来るのだろうなあ。

 

こりゃそろそろせいゆう丸も流行りに乗ってマキ・シャカ船に転向しようかなあと思うが、イカリを打っての釣りを長年やって来てそれが体に染み付いているから、やっぱり無理だろうね。(笑)

 

 

 

さてさて無いものねだりしてもお刺身食べられないので相変わらず撒き餌して大衆魚を釣るしかないが、水温が連日27度を超えてるし潮が流れなくてほとんど釣れず、お魚を釣って市場に卸すセミプロのお船がすっかり姿を消してしもた。

 

釣り船の分布と動きでどの辺にお魚が居るのかある程度判断できるものですが、昨日のように全く釣り船が居ないと参考になる材料がないので自分で探すしか無い。

 

とりあえず前日まで釣れてたポイントに行ってみると、残念ながらそこにはお魚の影も形も無かったので別の場所を探索したら、魚影があるにはあるけど非常にピンポイントに分布していたのでイカリ打ちが難しかった。

 

数えてはないけど多分10回以上イカリの打ち換えをしたと思うが、頻繁に風の向きが変わりイライラしながら何度もポジション取りをしたのが功を奏したみたいで、ひと晩のお刺身を楽しめる程度に中アジが釣れましたわ。

 

 

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 こうして釣れたお魚の写真をしげしげ見ますと、本当にまるで大衆魚しか釣れてないですなあ。(笑)

 

 

 

ところで良く良く考えてみますと、水深40~50メートルの海底に分布する直径数メートルしかない小岩の先端に位置取りするため、70メートル先にイカリを打ってジャスト船を着けること自体が無理な話ではあるけど、そうしないとお魚の群れが小さい今の時期に釣れることは無いのですわ。

 

GPSと魚探とにらめっこして頭の中に海底付近の3次元の映像を作り出し、風と潮との力関係を考慮して船が動くベクトルを割り出すのはかなり難しいけど結構面白いものです。

 

ドンピシャ船を着けることが出来た時の達成感は、これまた格別なのであります。

 

 

 

さてさて週末は台風が3個も4個もお越しになるようで、今日からしばらくは海が時化てお休みになりますが、通り過ぎるであろう来週前半から沖行きを再開しましょうかねえ。