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せいゆう丸釣行記
昨日は連続2日の大貧漁のダメージがこたえてたのか、疲労感と無念さとで船中と親宅でウダウダしておりました。
雨が降ってたので何も出来なかった訳ですが、何もする気にならなかったのは自分においては非常に珍しいこと。
でもまあ、そんな日がたまにあっても良いかもなあ。
ところでところで、この欄で時々話題に取り上げたことのある 「セリカの君」 さん、こと 京都大学大学院医学研究科・医学部で実験動物学 (ああ長ったらしい名前だわ) で研究されている本多准教授から先日メールが届きまして、どうやら5月4日に舞鶴港から、ブリやマダイやイサキなどを狙って奥様と一緒に遊漁船で出撃されたそうなのですが、その時のお写真がこれ。
なんとも羨ましい釣果と、綺麗に盛られたお造りがなんとも素晴らしいですなあ。
日南でも最近ブリが上がり始めたみたいだけど、日本海側の寒い地域のブリと暖かい南方のブリとでは、身の色・身の質・食感がまるで違うのには驚かされますがね。
こちら南方系のブリは頭でっかちで、身体の三分の一くらいを頭が占めてる感じですが、寒冷地のブリは丸々太ってて頭が小さくて脂の乗り方が半端じゃないですよね。
そして決定的に違うのが身の色でして、こちら南方系のブリの身の色はくすんだ赤色を呈してるのに対して、寒冷地のブリは美白してますわよ。
そんでもって嬉しいことに西京味噌に漬け込んだブリの切り身等々送ってくださったのですが、それをグリルで焼いたのがこれ。
ほんのり極く僅かにピンク色してましたが、こちらのブリだとカツオの生節みたいな色になり、食感もパサパサしてますねえ。
日向木挽ブルーが何杯も飲めたのは言うまでもありませんでしたわ。(笑)
それからイサキは奥様が天秤仕掛けで、旦那さんは完全フカセでチャレンジしたそうだけど、型がまるで違ったらしく完全フカセの圧勝だったそうな。
そういえばもう5年近く前になるけど、せいゆう丸第一号の 「富山のフカセの達人」 さんと黄金の南でガチンコ勝負したことありましたが、天秤の完敗でしたなあ。
あれ以来自信を失って釣りが面白くなくなった気がしますがね。(笑)
「セリカの君」 さんは、7月に学会でこちらに来られるそうで、お会い出来るのが随分楽しみなのであります。
さあてと、今日まで東寄りの風が強いみたいなのでお休みしますが、明日と明後日は穏やかになりそうなので予定されてるお方に 「全く釣れてないけど、いかがなさいますかー?」 とお伺いしたら 「行くー!」 のご返事だったので、とりあえず出てみることにしましたわ。
出るからには全力で探しまくって、お刺身がなんとか食べられるように頑張りますわよ。