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せいゆう丸釣行記

2019-05-06 02:20:00

昨日の内海沖は完全に潮が止まってました。

 

お魚の群れは次第に増えて来てますが、仕掛けが真下に落ちて行くような止まった潮ではお魚は口を使わないから、全く釣れないのであります。

 

お魚が居るのに喰わない時がガイドとしては一番イライラするのでありまして、船上で踊って見せて釣れるものならなんぼでも踊ってやるけど、残念ながらお魚が口を使わない時に喰わせる手立てが全くないのですわ。

 

 

 

ということで潟から始まり沖のアジの巣床に向かったが、数匹の中アジが釣れたのみでお話にならない。

 

ならばと最近行ってなかった深場を探索してみると、お久し振りのボワリとした魚影が出たのでニンマリしたのも束の間、良型のアジが1匹喰ったのみ。

 

それならば最後の場所としてチョイ沖のアジのポイントに行ってみたら、下の潮が適当に上っててお魚さん達の機嫌が良かったみたいで、それなりに釣れてくれましたわ。

 

ああ、走りに走って本当にしんどかったけど、最後の最後にやっとまとめることが出来ましたなあ。

 

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土台、自然相手のお遊びに安定を求めること自体が無理なことだとは分かってますが、とにかく一晩のお刺身程度でも楽しめるように頑張らんといかんわね。

 

もうこうなってきたら技術力と精神力とをフル稼働させて、その日その日のお魚の居場所を特定して釣れる確率を上げて行くしかないですわな。

 

でもね、「何がなんでも」 の気力が続いてる限りは、割りと安定してお刺身食べられるものですがね。

 

 

 

さてさて、ようやく長かったゴールデンウイークも今日で終わりになりましたが、釣果の程は別にして流行りに乗じて荒稼ぎをされたお方もいらっしゃることでしょうが、それも今日まで。

 

明日からいつもの普段の生活が戻るから、皆さん家庭内で連休中の出費が割に合うお遊びだったかどうかを冷静に考えることになろうかと存じますが、流行りの遊びを続けられるか、それとも控えておくか微妙な時期になりそうだね。

 

イサキやハガツオが釣れ始めるとお若い方が好んで乗りに来るのだろうが、年々お魚が少なくなりつつあるのは間違いないので 「ただ巻くだけで、なんぼでも釣れる」 のキャッチフレーズが次第に通用しなくなると思うけどなあ。

 

まあブログに顔出ししてドヤ顔見せるのが乗船の目的ならばまだしばらくは続くかも知れんけど、他に面白いお遊びが流行りだしたら多分一気にしぼんでしまうやろね。

 

おかげなことに長年のサラリー生活で、「消費者のコスパ意識を侮っているとそのうちひどい目に遭う」 ということを嫌というほど経験してきてるので、いろいろな意味でさらにたゆまぬ努力をし続けなければいけないなあと思ってる、今日この頃であります。

 

 

 

どれどれ、連休の渋滞も随分緩和されてきたようなので、ようやく落ち着いて毎日を送れそうですなあ。

 

明日は豊後水道からの 「青北」 が吹いてお休みになりますが、明後日は大丈夫みたいです。

 

さあて、半額ハンティングしながらお刺身捕まえに出立しましょうかね。