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せいゆう丸釣行記
昨日は東京地検特捜部に拘留されてる根絶やし系のゴーンさんが、釣りのため密かに仮釈放されたみたいで、朝一で特捜のお方に両腕を抱えられて港にやって来られた。
根絶やし系のゴーンさんは、長い拘留期間にも関わらず結構お元気なご様子で、 「最近釣れる魚がアジばかりなので、家の者から少し飽きがきたと言われてるので、他の種類のお魚が欲しいなあと思ってるところでしてねえ、へへへ!」 と少し控え目ではあるもののかなり贅沢なことをおっしゃってましたが、 「それなら坊主で帰るのが一番でしょう。」 と少し突き放すようにお答えしたら 「それは困ります!」 と真顔でおっしゃってました。
昨日はまさにそのやり取りを再現したかのような、まさかの極貧漁でありました。
出港時間は少し遅らせて午前8時丁度。
土曜日で西の風が強いとなると潟に決まって現れる大型の遊漁船を警戒していましたが、予想通り潟に朝早くから来て陣取っておられたようだが、付近を探索するとお魚の姿がほとんど見られなかったのでイカリを打たずに南下しましたが、海底付近は下り潮のような止まってるようなの微妙な潮で、やっと数匹アジが釣れたところで潟のほうに目をやるとその遊漁船が潟から姿を消したのが確認できたので戻ってみましたが、やはり活性がほとんど無い状態の中でようやく釣れたのがイシダイでありました。
姿を現すまで大型のサンノジサンちゃんと思ってましたが、実に美味しそうなイシダイが姿を現してくれました。
そしてさらにせいゆう丸では実に珍しいハコフグみたいなのが釣れたので、帰港して 「宮崎で釣り、たまには遠征したい!」 の筆者のあららさんに鑑定してもらったら、 「イシガキフグ」 とのことでした。
あららさんによりますとさほど珍しいお魚ではないものの、最近このお魚が釣れた投稿を結構目にされてるようで、傾向的にこのお魚が多く出没しているのかも知れませんねえ。
午後に入っても潟に活性が戻る雰囲気では無かったので、相変わらず強い西風の中ではありましたが再度南に下って探索すると、午前中には全く居なかった上り潮のポイントにボワリとした魚影を発見したのでイカリを打ってみたけど、吹いてくる西風の方向が40度前後変化するものだから南北に20~30メートルも位置がずれまくる関係で、群れの上を通過した時だけしか釣れず、やっとひと切れのお刺身しか釣ることが出来ませんでした。
数は少なかったけど大きいアジは40cmを超えていたと思いますよ。
帰港したら待ち構えてた東京地検のお方達が嫌々しているゴーンさんの両腕を抱えて連れて帰って行かれたが、ゴーンさんは毛糸の帽子まで餌のアミだらけになってたので、地検のお方達は臭くてたまらんかったでしょうなあ。(笑)
スパコンの天気予想を確認しますと火曜日は完全に雨模様で、かなりの確率でお休みになるでしょう。
多分今日と明日だけ釣りが出来そうで、後は日曜日まで全滅の気配であります。
よって火曜日からかあちゃんとチョイと旅行に行こうかとも考えております。