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せいゆう丸釣行記
この冬に入ってずっと暖かい日が続いてましたが、いよいよ北西の風がビュンビュン吹く季節になりました。
日本海側の各地では大雪になって大変なことになってますが、ここ宮崎では風は強いもののピーカン照りで、ひなたで車の中に居るとポカポカ暖かくて本当にありがたい。
昨日の潟よりの沿岸は西寄りの風によって波が消されてベタ凪ぎ状態になってるものの、チョイと沖に目をやるとギザギザ状態になっていてとんでもないシケになっております。
堀切峠下の定置網が設置してある付近は強い風による 「ザザザー」 と界面に飛沫が上がる様子が伺われ、とてもじゃないけど釣りが出来る状態にはありませんでしたね。
そんな状況の中でももったいなくて諦め切れないのか、船尾に帆をかけた大型の遊魚と思しきお船が、堀切峠下の水深のごく浅い場所に浮かんでマキ・シャカさせてたようだが、釣りの真似事はさせられても多分カサゴ程度が釣れれば良い方で、あの釣り分野の船の商魂には本当に頭が下がる思いがしましたなあ。(笑)
そんな訳で自然に抗ってもどうにもならないので、昨日は港から帰宅して年賀状をやっとこさ書き終えて、早めにお風呂を沸かしてゆっくり入り、毎晩のお楽しみの晩酌して爆睡してましたわ。(笑)
ところで今月も出港率がかなり悪かったですねえ。
自分の場合、あらかじめ楽しい釣りになりそうもないと予想される時には出船しないようにしてるので更に出港率が下がるのでしょうが、沖に出てがっかりされるより最初から出ないほうが釣り師のためには絶対に良いと信じてるから、これからもずっとそうするつもりです。
釣り師は 「釣り糸垂れるだけで良いから」 とか 「海の空気を吸えるだけで良いから」 とおっしゃってくれるけど、何がなにが、やっぱりお魚が釣れることを船長に期待してお船に乗りに来られるものですから、釣り師に不利な状況の時は敢えて出ないのもプロのお仕事だと考えてますわよ。
特にお正月を控えた年末には、沢山のお方が美味しいお刺身と手に入れたいとお思いでしょうからその期待に応えてあげたいけど、この強い風には絶対に勝ち目は無いので、 「スミマセン、鮮度市場あたりでお魚を購入してください」 とお答えするようにしてます。(笑)
明日の30日は多少風が穏やかになりそうなので出船すると思いますが、長崎から次男が帰ってくる予定日が31日の夜になったので、お休み予定にしてましたが我が家のお刺身も確保しなきゃいけないので、31日もチョイと沖に出てみることにしました。
31日も多分大丈夫だと思いますが、同窓の浜ちゃんも来てお刺身を確保するのにやって来るそうで、あと1人釣り座がありますのでどうしても鮮度市場の魚じゃ嫌だとお思いに方は是非どうぞ。
ただし、基本自分は釣りがあまり好きじゃ無いから、我が家のお魚を確保したらさっさと早上がするでしょうなあ。(笑)