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せいゆう丸釣行記

2018-12-22 03:04:00

昨日は冷たい雨がずっと降ってましたなあ。

 

お泊りしてた親宅から一旦帰宅してこのブログに書き込みし、半額ハンティングしながら内海に向かいましたが、思ったほど波は出てはいなかったが、沖には1隻の船の姿を見ることができませんでした。

 

冷たい雨の中、ぐっしょりと濡れながら挨拶に来てくれた野良猫のノラに豚肉のソテーを与えて、自分はもやしたっぷりの手作りチャンポンをズルズル食べてキャビンのベッド中で毛布にくるまり、ゆったりした時間を楽しんでおりました。

 

自分にとってあの空間はとても大事でありまして、ラジオも無いから鳥の鳴き声しか聞こえない静寂な環境の中であれこれ考えることが出来るの海に浮かぶ書斎って感じかな。(笑)

 

お魚のこと、生活のこと、子や孫のこと、親のこと、修理や整備のこと、そして最近騒々しくなった自治会での問題などをじっくり考えることが出来るので、いつまでも大事に大切に維持保管したいものだと思いますねえ。

 

 

 

そんでもって昨日の整備は雨が降ってたのでたいしたことは出来ませんでしたが、最近再び燃料エレメントから燃料が少し滲みはじめたので取り外して持ち帰り、ハンズマンで購入した金属ボンドでガチガチに底部を固めたので、もう大丈夫でしょう。

 

DSC01775.JPG

 

 

ついでにエンジンストップのロッドの不具合も調整出来たので、すんなりとエンジン停止することができることでしょうなあ。

 

こんなことを書いていると、ま新しいお船で特に何のトラブルも起きない船に乗ってるお方は 「そんなオンボロ船で大丈夫かいな?」 とお思いになるでしょうがこれがまた大丈夫なのでありまして、オンボロにはオンボロなりの対処をしてやれば結構働いてくれるものなのですねえ。

 

 

 

海水がどこからか浸入していれば汲み出してやれば良いし、オイルや冷却水が減っていれば足してやれば良いし、穴が空いたら塞げば良いしで、要は不具合をいちいち気にすることなく適切に対処してやれば問題なく動かせるものでして、そこには 「知ってる・経験している・出来る」 を使う側が持ち合わせていれば何の問題もないのであります。

 

時には想定してないトラブルが発生して肝を冷やすこともありますが、それは新たな経験として蓄積されるからかえって技術の引き出しが多くなることになるのですわ。

 

古いお船に乗ってて修理関係をボートショップに全部依頼すると、そりゃボーナスがいっぺんに飛んでしまうくらいの修理代が発生することも希ではなく、それで泣く泣く船を手放したお話はいくらでもありますわな。

 

経済的に相当恵まれていれば新しい船を乗り継ぐことが一番なんでしょうが、多分桁違いの収入があるお方でないとそんな芸当は出来ないでしょうし、釣ったお魚1尾がウン万円につくことを覚悟のうえになりますね。

 

  

 

と言うことで、日露戦争時代?に作られたらしい、老齢なせいゆう丸をあと20年稼働させるために何が必要かをじっくり考えたいと思います。

 

 

 

昨日の低気圧の通過でどれだけ波が出たか分かりませんので、夜明けの堀切からの観察で沖に出るか出ないかを判断いたします。