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せいゆう丸釣行記

2018-11-23 02:34:00

船の中は落ち着きますがね。

 

猫やカラスやトンビと朝ごはん一緒に食べて、メル友とピコピコしたり、お天気とスケジュールを見比べながら人事移動?を考えたり、修理や整備をしたりしてるだけでいつの間にか夕方が来てしまいます。

 

ラジオも無いから聞こえて来るのは鳥などの動物達の声と、時たま通る日南線の汽車の音くらいで、ああそうだ思い出したけど、昨日も無駄な汽笛を鳴らすことで有名な 「ポッポ屋のKちゃん」 さんが南に向けて汽車を運行してたが、手を振る自分の姿を見つけて 「フオオオン フオオオン」 と無駄な汽笛を連発してたが、乗客は 「一体何が起こった?」 と思ってたかもなあ(笑)

 

 

 

まあこんな自由人になってこうしてフリーな時間を楽しむことを覚えてしまったら、もう絶対にサラリーの世界に戻ることは出来ませんわな。

 

例えどんなお金を積まれても (いやいやそんなこと絶対に有り得ないが) 時間を制約される世界に戻りたいとは、さらさら思いませんね。

 

生きて行くため、家族を養うためには仕方なかったサラリーの世界でしたが、確かに覚えることも多かったが知らないうちに大事な時間を失ってたことも事実。

 

ただ今の自分があるのはその当時の経験や失敗が糧になってるとも言え、大病したり健康を損ねて体が動かなくなるまでは、爺っちゃま達やサラリー諸氏の夢を乗せて、ガイドの仕事を続けたいと思いますわよ。

 

 

 

ところで一昨日の状況ですが、最近沖のアジの巣床にアジの姿がすっかり無くなり、かろうじてチダイとサバは居てはくれるが、せいゆう丸はアジを狙う船だからそれだけではつまらない。

 

ただ先日偶然見つけた第2のアジの巣床のおかげで一昨日はチダイとサバを釣ることが出来たのですが、いつもの巣床はもぬけの殻状態だったので今までだったらガックリと肩を落として流浪の旅になるところだったろうが、おかげで第2の巣床にお魚が居てくれたので本当に助かりましたわ。

 

ちょっとした潮の変化でお魚はすぐに移動してしまうものですが、どうやら必ずしも一気に遠い所に行くのでは無く、気分転換で近くの居心地の良い場所に行くことも場合によってはあるのではないでしょうかね。

 

ですからもっと丹念に探索して第3・第4の巣床を見つけることが出来たら、釣れる確度を上げられることに繋がるのは確かだと思いますので、今後このポイントに来た時には探すことが多くなるかも知れませんが、将来のために少し時間を頂戴することは勘弁してくださいな。

 

 

 

とりあえずチダイとサバはある程度キープ出来たもののお昼近くになっても依然アジはゼロだったので、博打のようなものでしたが南の潟のアジのポイントに移動することにしました。

 

博打と言いましたのは、最近内海界隈のアジが絶不調で、市場に卸すセミプロ連中が釣れないし価格が暴落しているためほとんど海に出て来ない状態だからなんですが、いつものコースで探索してみると、これがまたどこに行っても海底を消しゴムで消したかのような魚探の映像に 「やっぱりな、失敗しちまったか!」 と落胆したけどこのまま帰る訳にはいかないので、最近あまり行ってないさらに南のポイントまで足を伸ばしてみたら、はい!ビンゴでした。

 

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海は分からないものですねえ。

 

あれだけ探しまくっても全く居なかったアジが、何事もなかったように群れを成して居る場所がある訳ですから、やはり探すということは基本中の基本なんですなあ。

 

しかも超美味しいトビハタまで海の神様にプレゼントしてもらったので、本当に幸せな釣行となったようです。

 

 

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昨日低気圧が九州を通過して大荒れでしたが、今日もその名残があるようで海上では北の風がやや強く吹く予報だったので、昨日早々とお休みを決めました。

 

潟でお魚を望めれば時間をずらして出る手もあるけど、最近定置網が入った関係で潟周辺にはアジ子1匹居ない状態なので、無理して出ても楽しく無い時間になることが分かっておりますので、敢えて出ないことにしております。

 

そんでもって今日は田野の両親をどこかドライブに、かあちゃんと連れて行くことにしております。

 

老いて次第に不自由になって行く親の姿を見ておりますと、出来る時に出来ることをしてやりたいと思う今日この頃であります。