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せいゆう丸釣行記

2018-11-01 03:04:00

「船長!冷却水の異常を示すランプが点いたけど・・・」 のお電話が、先に出て行ったはたはた君の船長から入ってきました。

 

始業点検でVベルトに異常は無かったけど、原因はそれしかなかろうと思い電話で指示してエンジンルームを開けて見てもらったら、案の定Vベルトが外れていたらしい。

 

「そこにイカリを打って待っててくださいな。」 と指示を出し、せいゆう丸も出港して現場に向かうことに。

 

そんなに遠くない位置にいたので急行して船を横付けして状況を確認すると、経年劣化でベルトが偏摩耗してひっくり返るような状態になって外れてしまったような状況でありました。

 

幸いにも切れてなかったので工具を持ち込みベルトを掛け直してみたが、チョイと1日持ちそうに無かったので低回転でゆっくり帰港してもらい、ナフコに同じ型のVベルトを買いに行って自分達で新品のベルトに交換してもらい、はたはた君は午前10時過ぎに再出港と相成りました。

 

普段職業で大型の船舶に乗ってる若いお2人さんだったのでこんなむちゃぶり出来たけど、誰にでもさせられる作業ではありませんわな。

 

うっかりしてVベルトの予備を船中に置いてなかったからこんなことになったので、すぐに予備のVベルトを購入して備え付けるようにしますわ。

 

 

 

そんなこんなではたはた君が港に無事帰り着くまで心配だったので沖には行かず、時間稼ぎのつもりで潟近くのポイントで待機しながら仕掛けを入れてみたら、1投目からアジがダブルでこんにちは。

 

「あれれ?どうなってるの。」 と不思議に思ったのは、数日前このあたりを探索した時には消しゴムで消したように真っ新な海底をしていたからでありまして、お魚1匹いらっしゃるとは思ってなかったからであります。

 

魚探で確認すると確かに魚影がチラホラしていて何か居る感じでありましたが、そのうちサビキに良い型のアジがパクパク喰ってきました。

 

 

 

怪我の功名と申しましょうか、思わぬ場所ではたはた君が復帰して来た頃までにひと切れのお刺身を楽しめる程度に釣れまして、飽きてきたこともあり海がベタ凪ぎだったことからはたはた君に場所を譲る形で沖のアジの巣床に行ってみることにしました。

 

 

 

沖のアジの巣床は3日前にはもぬけの殻状態でしたが、昨日はボワリとした綺麗な魚影が出てたので期待してイカリをドボンしてみましたが、ここもデカアジが直ぐに喰ってきてくれて、結構楽しい釣りになりました。

 

ただサバが多くて邪魔をしてくれるものだから、ぐちゃぐちゃになったサビキをほどくのが大変で、 「船長!お願い!」 と何度か頼まれて仕掛けをほどいたが、いい加減嫌になりましたわ。(笑)

 

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サバの邪魔がなければデカアジがかなり釣れたと思うけど、でもまあ一晩のお刺身を楽しめる程度に釣れてくれたから良かったよね。

 

 

 

さあて今日は北風がチョイと吹くような予想をスパコンがしてたけど、潟にお魚がとどまっててくれたら楽な釣りになるのですがねえ。

 

どりゃどりゃ、張り切って出立することにしましょうか。