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せいゆう丸釣行記

2018-08-29 03:23:00

一昨日、夕方に帰宅する途中に堀切峠から日向灘を観察すると沖合にはっきりと潮目が見え、潟の方は緑茶色してたけど潮目の向こうは真っ青なグランブルーの色をしてたので、 「黒潮の本流が来とるわい」 と判断出来ました。

 

黒潮が近づいてくれるのは凄く嬉しいのですが、問題はその流速でありまして、一昨日ムルギに行ってた遊漁船の情報によると潮が速すぎて釣りにならなかったらしいので、かなり速い潮が近くに来ていることになるので要注意なのであります。

 

 

 

昨日の出港時間は午前7時。

 

早いもので夏至からもう2ヶ月が過ぎてしまいましたが、夜明けが1時間遅くなりましたねえ。

 

準備万端に整えて爺っちゃま達をお迎えして、さあ沖にレッツゴー。

 

ところがところが、潟付近は完全に潮が止まってて、風の向きで船の位置があちらこちらしてポジションが全く定まらない状況でしたので、早々に諦めて沖に向かってみました。

 

が、そんなに沖に出ないうちに海の色が真っ青になり、方向を真南に向けて走ってみると船速がガクンと2km毎時くらい落ちたのでかなり速い黒潮が来てると判断して沖行きを断念して、南のアジ釣り場に行くことにしました。

 

 

 

途中あちこち見て回りましたが 「これ」 といった決定的な居付きの場所を見つけることが出来ず 「やばいよ、ヤバイよ!」 出川哲朗てな感じで探しまくりましたが、良く良く観察するとあれほどの速い上り潮にも関わらず下の潮は下ってたようで、どの場所でも瀬の北側にお魚が居たため極めて厄介な状況でした。

 

と言いますのも、そういう場合船を止める位置取りに難しいものがありまして、あれ程の速い潮ともなると100号の錘でさえ投入するとたちまち北に凄い勢いで流れてしまうけど、仕掛けが海底に近づくと今度は仕掛けが下り潮に押し戻されるから、実際のサビキの仕掛けがどこらへんに位置してるのか想像出来ないのであります。

 

道糸にかかる水圧は相当なもので、多分弓のような形で仕掛けが落ちていくのでしょうねえ。

 

やっとのことでベストポジションに着けられたのも束の間、最近お昼前になると南風が強く吹くものだから、潮と風の力がお船に加わって今度は砂イカリが外れてしまったんだなあ。

 

「もう今日はダメやわ!」 と諦めかけたとき、奇跡的にイカリの爪が小岩を捉えたようで、ベストポジションとまでは言えなかったけど位置取り出来たから、何とか一晩のお刺身が楽しめる程度には釣れてくれましたわ。

 

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中には35cm超えのようなデカチンアジも含まれてましたわよ。

 

 

 

一昨日カンパチが釣れたので少し期待してたけど 「カンパチさんは旅人」 のとおり、残念ながらカンパチとの出会いはありませんでした。

 

 

 

さあて、今日はコテコテに強烈にキャラの立った 「F爺」 の登場予定になってるが、 「おおい!船頭、こりゃ釣れんがどうなっとるんや? わしゃ釣れる所に連れて行ってくれれば、おとなしく黙って釣るんよ!」 と滅茶苦茶なことを言い出すのは目に見えてるので、海の神様お願いですからどうぞ今日だけはよろしくお頼みします。

 

こりゃ、とてつもなく長い長い1日になりそうだなあ。(笑)