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せいゆう丸釣行記
シケ明けの釣りほど心細いものは無い。
なにせ 「シケ明けに釣れた試しは無い」 の、釣り師匠のお言葉が刷り込まれているものだから、シケ明けには 「釣れるかも?」 の期待をすることなく義務的に沖に出ていくのですが、昨日はシケ明けの割には釣れたほうかも知れん。
出港時間は日の出が遅くなったこともあり午前7時。
出港すると予想以上に凪ぎで、ウネリは少しあるけど風波はほとんど無くてコンディションとしては上々。
とりあえず潟に船をとめてサビキをしていると、先に来ていた見慣れぬ先客船の竿先が揺れてアジが釣れてる模様で、通常のポイントよりかなり東側なので不思議に思ってましたが、どうやら下の潮が沖からの差込み上り潮だったらしく、その関係でいつものポイントより東側にお魚が集まっていたと分かり、やっと納得することが出来ました。
そうと分かれば得意のロープワークでじわりじわりと東側に船の位置をずらし、次第にこちらのペースに持ち込む作戦に打って出たところ企みが功を奏し、中アジが中心でしたが中には40cmに近いデカアジも混じり、とりあえず一晩のお刺身をゲットすることが出来ました。
「はい、今日のお仕事は終わりだわ!」 と安心してたら、なんと3人同時にカンパチのアタリがあって、奇跡的に3匹とも確保出来ましたが、サイズも2週間前の頃からすると少しデカくなってて、全部2kgオーバーのようでした。
お昼前になると南風が強くなり始め、午後1時過ぎには白波が立ち始めたので早仕舞いしましたが、もう1匹カンパチを追加した 「T爺」 の頬が緩みっぱなしだったのは言うまでもありませんでした。
そういえば 「T爺」 のクーラーの中身の撮影するの忘れてましたが、釣り師の欲の深さと釣果とは比例するという仮説を証明するかのごとく、一番釣れてたと思いますわ。(笑)
カンパチが2匹も釣れて良かったね、T爺!。
さてさて、明後日までは何とか近場での釣りは出来そうな雰囲気なので、爺っちゃま達の晩酌のお供のお刺身確保のお手伝いしないといけませんねえ。
ああそうだ、そろそろコテコテにキャラの際立つ 「F爺」 の順番が廻ってくる頃のような気がするけど、 「おおい船頭!全く釣れんけど、早く釣れる所に連れて行かんかのう(怒)」 のお言葉を頂戴するのにビクビクせんといかんかなあ?(笑)