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せいゆう丸釣行記
何でか知らんが毎日忙しい。
やらなきゃならない事が多過ぎて、家でテレビを観てゆっくりすることが無い。
毎朝午前1時過ぎに起床するとすぐこの釣行記を書き、午前3時半ころスーパーで食料品を半額ハンティングしたのち内海港に向かい、凪ぎなら沖に出るし、シケなら橋の下の天然ドックで修理や整備をする毎日なんですが、最近田野の親の面倒見に加え、隣の孫の保育園の送り迎えの仕事まで増えてしもた。
幸いなことに自分の両親は高齢にもかかわらず自立した生活をしてくれてるのでありがたいが、90歳で親父が自動車運転免許を返納してからはお買い物に不自由するからちょくちょく車に乗せてお店に連れて行くけれど、お気に入りは日南のスーパー戸村。
一部高速道路が開通したので若干時間短縮にはなったけれどそれでも片道40~50分はかかるし、とにかくおふくろの買い物してる時間が長い。
高齢だから歩む速度が遅いのは仕方ないけど、品物を手に取っては元に戻して、また手にしては戻しての繰り返しなもので、野菜のコーナーから鮮魚のコーナーに移るまでに軽く20分は費やす。
たっぷり時間をかけて鮮魚コーナーから精肉コーナーに移り、最後は惣菜コーナーを物色するのですが、これがまた目をキラキラ・ワクワクさせて惣菜を手にしては戻すことを繰り返すから、とにかく時間が掛かって仕方ないのであります。
一昨日は買い物だけでたっぷり1時間半くらいかかり、帰りは 「懐かしい山道を通ってみたい。」 と親父が突然リクエストするものだからわざわざ山刈屋線なる山道をクネクネ走る羽目になっちまったが、どうやら40数年前に営林署職員時代にその道を通って仕事してたらしく、その頃は杉を植林したばかりで見晴らしが良かったみたいなんだが、今ではスクスク杉が育って視界に入るのは杉の木だけでしかも暗い。
結局親父は車酔いしちまって 「もう2度と来ないわい!」 と言いだしっぺなのに不愉快になっておられた。
でもまあ半日のお付き合いだったけど、無邪気に喜ぶ親の顔を見て自分がもっと嬉しい気持ちになれて、本当にありがたかったなあ。
先日3番目の孫が生まれた関係で、かあちゃんと上の孫2人の送り迎えの仕事も発生し、嫁さんの体力が回復して車に乗れるようになるまではこの仕事が続くけど、 「ジイジ!」 と保育園から出て来て嬉しそうに大きな声で自分を呼ぶ声に、即メロメロになっちまうんだよなあ。
ところでところで台風12号はへそ曲がり台風のようで、しばらく九州南部に滞在されて、おもむろにクルリと反転した後中国大陸に向かわれるみたいです。
この台風は、今現在中心気圧が994ヘクトパスカルでギリギリ台風の勢力を保っているそうですが、中国大陸に向かう途中に東シナ海の暖かい海水のエネルギーを貰って再び勢力を増し、980ヘクトパスカルまで気圧が下がるそうな。
仕事柄台風の動きにはいつも注意して見ているけれど、こんなハチャメチャな動きをする台風はあまり記憶が無いですねえ。
最近好天が多く沖行きが続いてたので、せいゆう丸もレンタル艇も整備しなきゃいけない箇所が増えてきたので丁度良い休みの時間になりましたが、途中おふくろの病院行きもあるから、沖に出られるのは来月3日あたりでしょうなあ。
さあてそろそろ出立して半額ハンティングした後、内海に向かうことにしましょうかね。