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せいゆう丸釣行記
一昨日の貧漁の結果を踏まえ、昨日は潟で時間稼ぎしておりました。
潮が動かず沖のイサキのポイントが急に不調になったのが貧漁の敗因だったのですが、オプションの潟でのアジ釣りが最近壊滅状態だし選択肢がかなり狭まった気がしておりましたので、ここは他の皆さんが沖に到着して釣り始めるまで待ち、情報を収集して行動したほうが良かろうということで、朝一は敢えて潟にとどまってウダウダ時間稼ぎながら情報を集めておりました。
昨日は連休の最終日ということもあって出て行かれるお船が多く、情報を集めるのには非常に都合が良かったけど、沖はどうやら2枚潮で芳しくない状況にようでありました。
その中でヨットの達人さんの情報がキラリとしてまして、早速そちらの方へ船を進めてみました。
現地に到着して観察してると竿先が曲がっているご様子で、真横に船を着けさせてもらって釣りを開始すると、早速竿先がプルプルし始めました。
結局、 「一昨日の不漁に苦労したのは一体何だったのか?」 と、首をかしげたくなるような釣りとなりましたわ。
でも快く横に付けさせてもらったヨットの達人さんには 「感謝」 の一言ですわ。
次回はお返しをしないといけないね。
ところで自分の持論として 「釣りは結果でしかなく、予測も予想も全く不可能である」 と考えてますが、昨日はまさにそんな日でした。
経験の浅い船長さんと話しておりますと 「あそこに行けばいつも釣れるっちゃが!」 とか 「昨日釣れたから今日も釣れるはず!」 とか鼻息荒く語られるお姿を拝見しますが、ベテラン釣り師になると 「あそこで釣れたよ。」 とか 「昨日は釣れたよ。」 という実にそっけない表現になります。
早い話が経験を踏むほど、現実に期待を上乗せしなくなる訳で、 「結果」 だけしか直視しなくなるものなんですねえ。
ですから 「これからがノッコミで期待が持てますよー」 とか 「〇〇のシーズン到来」 的に、いわゆる釣り人の心理を煽るような文言には注意が必要で、あまり信用しない方が良いね。
だってお魚には尾ヒレが付いてる関係で、それこそ勝手気まま気の向くまま広い海を泳ぎ回ってまして、その行動を予測するのは海の神様以外絶対不可能なんだからさ。(笑)
さあて暑さもピークを迎えしんどい季節になりましたが、イサキくらいしか釣り対象のお魚がありませんが、とりあえず今日も沖に出てみましょうかね。