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せいゆう丸釣行記

2018-07-09 03:15:00

今回の西日本の大水害の犠牲者が200人に迫ろうとしてます。

 

 

 

梅雨の雨でこれほど広域で多数の被害が出た災害は、近年では記憶が無いですわ。

 

やっぱり日本って国は、常に災害と隣り合わせにあるってことを再認識させられた未曾有の災害として、永く記憶されないといけないね。

 

これだけ世界的にトップクラスの文化を有し、日本全国津々浦々インフラ整備して災害に強い国を目指して巨額の国家予算を投じて整備して来たけど、自然の凄まじいエネルギーの前では自ずと限界があるってことを改めて思い知らされました。

 

そしてまた温暖化による気象変動が、確実に忍び寄ってることも認識しなきゃいけませんねえ。

 

つまり自然を相手にまともに対峙してもコテンパンにやられるだけで、命を守るためには 「逃げる」 だけなんですわ。

 

「逃げ恥」 というドラマがあったけど、 「恥ずかしいと思わずとにかく逃げる」 ことが結局生き残るための最善の方策だと思っております。

 

 

 

そして 「君子危うきに近寄らず」 でありまして、危ないことに迂闊に近づかないことも非常に大事ですね。

 

わざわざ危なさそうなことをやっていると、そのうちどエライ失敗で事故や災害に遭遇することになるから控えるべき時は控えるのが非常に大切なことだと思っております。

 

 

 

昨日も午前中オイル交換などして帰宅するため昼前に堀切峠を走っていたら、貨物船も漁船も1隻も出てない海に最近流行りの船尾に帆柱立ててると思われる1隻の船がかなりのスピードで南下しているのを目撃したけど、あれってかなりおバカなお方なんでしょうかね。

 

避難港には漁船が全て避難してて既に台風のウネリが入ってきているのに、なんでわざわざ走っておられるのか理解に苦しみますがね。

 

 

 

労働災害の問題に関わるお方ならご存知でしょうが、 「ハインリッヒの法則」 という事故の発生確率を数値化した法則がありまして、別名 「1:29;300」 の法則とも言います。

 

1件の重大事故の背景には29件の軽微な事故があり、その前には300件のヒヤリハットがあるという意味なんですが、つまり 「普段から危ないことを平気でやってると、そのうち取り返しのつかない重大事故をおこしますよ。」 ということなんですなあ。

 

まあ中には前述したような頭の悪いおバカさんがそのうち何かやらかしそうですが、経験の深い漁師たちは決して無駄な無茶は絶対にやらないものですがね。

 

 

 

さてさて今日はレンタル艇の操船技術講座の5回目ということですが、避難港の出入りについてグーグルマップでご紹介します。

 

無題.JPG

 

 

これが川底にペラを当てずに進むルートですが、もう少し拡大してみると

 

 

無題2.JPG

 

 

こんな感じになります。

 

 

注意する点としては、橋脚(ピア)のすぐ横は泥が堆積してて浅くなってるので近づかないことと、橋を過ぎた所の防波堤の先端をかすめて通り、後は先に見える竹林の真ん中を真っ直ぐ目指して走れば座礁することは無いです。

 

どこが浅くなってるかを示す写真をペイントショップを使って書いてみますので、チョイとお待ちくださいな。

 

 

 

さあてそろそろ出立の時間になりましたが、猛烈な台風8号のウネリが入って来てるでしょうから、もう一度ロープをくくり直さなきゃいけないなあ。