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せいゆう丸釣行記

2018-04-29 03:10:00

黒潮がやって来て喜んだのも束の間、昨日は再び菜っ葉潮になってて、しかも潮が完全に止まってたので最悪の状況にありました。

 

 

 

出港時間は7時丁度。

 

昨日はお若い4人さんチームでしたが、船に積み込もうとしている道具を見ると、お一人さんだけ何か違う分野の竿やリールであることに気が付いた。

 

「船長!タイラバやエギングしても良いですか?」

 

よりによって自分が好まぬマキ・シャカをされるおつもりだったようだが、 「イカリを打つから多分釣れないと思うけど、お好きなようにどうぞ。」 と大人の返事をしておいた。

 

 

灯台を過ぎてポイントに船を走らせると、一昨日のうっとりするようなグランブルーの海は一変して再び菜っ葉潮のドロリとした色に変わってて、しかも船速が変わらないことから潮が止まってると分かってたけど、イカリを打って仕掛けを落としてみるとやはり完全に止まっておりました。

 

それでも魚影はそれなりにあって、天秤仕掛けに数匹続けてアジが喰ってきてくれたので安堵したけど、そんな中お1人さんがイカの餌木を投げて遊んでおられたから 「時合いを逃がしたらアジはすぐに釣れなくなりますよ。そもそも最近この辺にイカは居ないと思いますがねえ。」 と助言したら仕掛けをアジ釣りに変えたものの、時既に遅くて完全潮止まりもあって8時以降はほとんど釣れませんでした。

 

お友達の漁師に状況を聞いたら、南方面も潮が止まっててゼロ匹という情報でしたので、敢えてそのポイントから最後まで動かなかったけど、途中僅かに潮が動いた時に喰いが立った時間があって、ひと切れのお刺身を楽しめる程度には釣れました。

 

 

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エギングの若者は朝一のアジの時合いを逃し、しかもスピニングリールなので水深が分からないこともあって残念ながらアジ1匹に終わってしまったけど、次回はシマアジを釣るのだと張り切っておられたが、お話し伺うとその根拠はどこにもありませんで、他のお友達から 「アジ釣りをマスターして考えな!」 と、荒唐無稽な妄想に喝をいれておられましたわ。(笑)

 

 

 

今日の潮がどうなってるのかは誰にも分かりませんが、いつもよりチョイと早く出港して時合いを有効活用するとしましょうかね。