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せいゆう丸釣行記
先日黒潮が来流してきたとこの欄に書いたけど、それはほんの一瞬の出来事だったようで、昨日は完全に菜っ葉潮の潮止まり状態でありました。
昨日の出港時間はいつもの通りの7時でゆっくりと出港準備をしていると、空中でトンビとカラスがいつものバトルを繰り広げておりました。
カラスもこの時期竹やぶの中に巣を作っているらしく気が立ってているみたいで、トンビが近づくとスクランブル緊急発進して縄張りを守っているようです。
面白いものでウミネコとか他の鳥が近くを飛んでても特に関心示さないのに、トンビが近づくのは絶対に許せないのか、高速で飛んでってトンビに噛み付こうとしているが、多分カラスのヒナをトンビにさらわれるのを恐れての行動なんだろうね。
それはさておき、沖に出ると船足が全然変わらないので潮が動いていないことに気付いてはいましたが、あそこまで止まっているとは想像できませんでしたわ。
仕掛けが真下に落ちて錘が要らないような状況が朝から午後まで続き、潮が動かないからお魚もどこに行けば良いのか面食らってる感じであちらこちらに移動を繰り返し、それに合わせてこちらも移動しなきゃいけないのでイカリの打ち替えが忙しくてたまらない。
しかも一昨日と比べるとお魚のサイズが一回り小さくなってて、中アジの小サイズが多かったなあ。
結局あちらこちらに移動を繰り返し拾いながらの釣りになりましたが、何とかお刺身をひと切れ頂ける程度の釣果でありました。
今年の春の海はお魚の密度が極端に薄いようで、感覚的な数字でありますが盛期の数百分の一ぐらいの薄さになってると感じております。
探せど探せどお魚の群れを発見できずに徒労に終わってしまうと分かっているから、敢えて探索せずに同じ場所にへばりつく日もありますが、そうした方が結果的にお刺身を楽しめる確率が高くなる時もあるんだわ。
昨日の情報では沖も潟もほとんど釣れずに玉砕した船が多かったみたいですよ。
今日は地区の総会が開かれるのでお休みしますが、明日まではお天気が持ちそうなので沖に出られそうですねえ。