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せいゆう丸釣行記

2017-12-20 05:03:00
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最近流行りのマキ・シャカ専門船が、連日豪快に巨大マグロやデカンパチなどの大物を次々と釣り上げ快進撃続けておられる一方、我が餌釣りのせいゆう丸は相も変わらずアジなどの小物を相手に細々と毎日沖に出ております。

 

アジなどは食べて美味しい小物達でありますが、なにせ小さ過ぎて絵にならないと申しましょうか、たまにマキ・シャカ船のブログを拝見するとそれはそれは漁師ですら敵わないような超大物の高級魚がデッキから溢れんばかりに釣れており、それがお若い女性であったり小学生のアングラーさん達による釣果だったりして、とてもじゃないけど餌釣り船では相手にならないこの現実を痛感しております。

 

何故あれほどマキ・シャカで釣れるのか分かりませんが、やはり大手釣り具メーカーがしのぎを削って本気で竿やリールやルアーを開発している結果なんだろうが、釣り番組を見てもマキ・シャカ以外の餌釣りを全く扱わなくなったところを見ると、これからの海釣りは漁師も含めて全てマキ・シャカの時代になるのを確信しましたなあ。

 

 

 

初夢ではないが、今朝親宅にお泊りしててそんな嫌な夢を見てしもた。

 

 

 

さてさてそれはさておき、昨日は上り潮が入って来てて、水温が前日より2度ほど上がって19.5度になり、お魚さん達が喜んで居そうな感じでありました。

 

ところが一昨日割と釣れたポイントに直接行ってみたけど何となく雰囲気が違ってて、中層のサバと思しき魚影はめちゃくちゃ出てたけど、底の方のアジの魚影がかなり薄い感じだったものの、とりあえずイカリをドボンとしてみた。

 

予想通り喰ってくるのはやはりゴマサバばかりで、たまにデカアジが喰って来る程度なもので仕事にならない。

 

近くに居た漁友のMA氏に聞いてみると同じようにゴマサバばかりで、ゴマサバは市場に出しても値がつかないから釣れたゴマサバは全部リリースされてたようだが、最後はそれの繰り返しに辟易して、結局やめてサゴシ引きされてたようだ。

 

水温上昇に一番大喜びだったのはゴマサバだったのかもね。

 

 

 

と言うことで、ゴマサバだらけじゃどうにもならないから場所を変えてみることにしましたが、そこは一昨日漁友のSI氏に頼んで探索してもらった場所だったけど 「お魚は全く居ませんでしたよ。」 とのことだったので期待はしていなかったが、とにかく何かしないとサバで終わっちまうのは嫌だ。

 

あちこちウロウロ探索してみると意外な場所でアジと思しき魚影を発見したが、北風で上り潮なもので船を目的の場所に固定することがもの凄く難しかった。

 

何度も何度もイカリを打ち替えて、ようやく一晩のお刺身を楽しめる程度にはデカアジが釣れてくれてホッといたしました。

 

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それにしても前世が海洋生物だったらしいタコ釣り名人さんの釣りに対する執念は半端ないね。

 

喰わせるのも上手いし、一度掛けたらほとんど逃がさない。

 

お話し伺うとお若い頃から今をもっても睡眠時間は3時間程度らしいが、多分深眠りをすると他の海洋生物に喰われちゃうという前世の記憶がそうさせているに違いない。

 

タコ釣り名人さんはアジ釣り名人でもありました。

 

 

 

今日は北風が出て尖った波が出ると予想してお休みにしたが、どうやら明日のほうがヤバそうだね。

 

かあちゃんから言いつけられてるお仕事も沢山あるので、そんな事しながら今日1日を過ごすことにしましょうかね。