釣倶楽部　せいゆう丸　

今こうしてゆっくり考えてみると、昨日は釣ってる時間より走ってる時間のほうが長かったけど、最近お魚を見つけるのが非常に難しくなりましたねえ。

鵜戸に行った友達の漁師達も、セミプロのお方達も昨日は全員撃沈なさったようで、一昨日から一転して厳しい１日だったようです。

そしてはい、例に違わずせいゆう丸も昨日は２日続けての流浪の旅の日となりました。

一昨日最後の最後で好漁したポイントに着けてみたが潮が下りから上りに転じていて、一昨日のように魚影があまり出てなかったけど、一応イカリをドボンしてみたがまるでサビキに反応なし。

仕方ないので別の上りに強い場所に移動して探索すると、アジと思しき良い反応がボワリと出たので　「今日の仕事は終わったな！」　と思ったのが大間違いでありました。

１投目からプルプルするはずだったのに、何故かコトリともしない。

魚探を覗くと間違いなく魚影はビッチリあるけど、餌を口にしたくないような感じでした。

そのうち潮が止まりだすと魚影が消え始め、その場所は結局アジ１匹で終わってしまったので付近を何度も丁寧に探索するけど、やはりお魚はどこにも居なくなったので、一昨日に引き続き流浪の旅を余儀なくされる羽目になってしもた。

一昨日は南の沖を狙って撃沈したので、昨日は北側をあちこち探索してはイカリをドボンして仕掛けを入れてみるけど、どこに行ってももぬけの殻状態で、午後に入っても完全坊主に近い状態で、帰港時間が近づきストレスマックス状態に陥る。

で、完全坊主に終わったなあと観念しつつ、最後の最後の場所に行ってみると、たまたまスズキくんのオーナーの海賊さんが船を着けていたけど、毎度のことではあるが潮の流れと全く真逆なとんでもない場所に着けてたのに、お魚がキラキラと船中に取り込まれていたようにあり期待して探索すると、当たり前の場所にアジと思しき魚影がボワリと写ったではありませんか。

途中西風に邪魔されてポイントが何度もずれたけど、その度ロープワークやエンジンで修正しながら群れの上にお船を着けて、何とか一晩のお刺身が楽しめる程度にチョロっと釣れちゃいました。

お片づけして自宅に車を向けて帰る頃には既に焼酎タイムに入っていたので、普段絶対使わない有料道路を利用して時間短縮して、野田さんの天気情報の頃には帰りつくことができ、それから怒涛のごとく焼酎グビグビ飲んで気絶してしもた。

さあて今日はどんな展開になるか分かりませんが、沖はお魚居ないのがはっきり分かったので、もうジタバタせんで潟付近で遊ぶことにしましょうかね。

明日は冬型の気圧配置が強まり北風が強まりそうで、ちょっと沖に出るのは難しそうだね。