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せいゆう丸釣行記
まずはこのお写真、おなじみのタコ釣り名人さんなんですが、2日に蒲江の山本真珠釣り筏さんで釣り上げた2kgオーバーのタコです。
このタコ、不運なことにタコ釣り名人の手にかかってしまった訳ですが、それでも最後の最後に針から身をよじって外し逃走するチャンスはあったみたいだが、そこは百戦錬磨の元海洋生物のタコ釣り名人さん 「いいや逃がしてはならじ」 と、素手でタコをむんずと掴んで捕らえたらしいですわ。
そのシーンを想像してみるに、もうほとんど食うか食われるかの熾烈な生存競争みたいで、やはりタコ釣り名人さんが海の中の食物連鎖の頂点に君臨されてることを、今回再認識した次第であります。
さてさて、昨日は北東からのいやらしい波がドンブラドンブラやって来ていて、海に出てたのは波を波とも思わないヨットの達人さんくらいでしたねえ。
ヨット乗りは、我々が想像を絶するような海況でレースをしたり練習するので限界を良く知っておられ、ヨットの達人さんに海の様子を聞くことで、最も正確な情報を得ることが出来ます。
で、自分は沖行きをお休みして朝からせいゆう丸のエンジン燃料系の修理と、はたはた君のシフトケーブルの点検をしておりました。
船齢が40年近い超高齢のせいゆう丸は、パイプ類のあちこちで動脈硬化ならぬ腐食によりあちこち穴が空き始めたようで、プライマリーポンプに取り付けてある燃料供給パイプにピンホールが出来ていて、そこからエアを吸い込んでエンジンの不調をきたしていたようです。
とまあ、文章にすると簡単なようですが、実際は 「ああでもない、こうでもない」 と閃いたり考え込んだり挫折したりの繰り返しなんでして、幸いせいゆう丸と同じエンジンが部品取りで置いてあるからどうにでもなるけど、それが無ければ原因を特定し部品を注文して入荷して取り付けてとなると軽く1週間は動かすことが出来ないから、予備のエンジンはとても貴重な存在なのであります。
こんな時に頼りになるのが 「困った時の吉園さん」 でありまして、昨日も燃料が思うように行かずに困り果てて電話して聞いてみたけど、こちらの拙い状況報告でも瞬時に問題点を見つけ出してくれて、指摘された通りにやってみると何事もなかったように燃料が噴射ポンプに送られて、いつものようにエンジンが始動してくれました。
明日のこの欄で 「困った時の吉園さん」 のメカニックとして超越した技術を紹介する予定ですが、そりゃ半端ないですわよ。
それに加えて 「お金を掛けずに修理する」 の徹底した基本姿勢があるから、自分はこのお方を信頼し共感できるのかもね。
今日も荒天でお休みするから釣りネタ無いので、明日そこら辺りを詳しく書いてみますわ。