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せいゆう丸釣行記

2017-10-31 02:45:00

昨日ラジオでニュースやローカル番組を聞いていたら、 「油断してた。あなどってた。」 の感想の言葉が多かった。

 

「雨戸をしなかったらエライ目に会った。」 とか 「道路に水があふれて浸水して車が動かんごとなった。」 などの情報がよせられてましたなあ。

 

昨日も書いたが今年九州に近づいた台風の中で一番大したこと無さそうだったのが、結局一番手ごわかったです。

 

内海の港付近でも大雨の傷跡があちこちに見られました。

 

 

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このお写真は港の北側の市場上流付近ですが、堤防が海側に倒壊してその後ろの道路が落ちてしまっている。

 

 

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流木がいたるところに漂ってて、船の運行に支障をきたしております。

 

 

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定置網漁船がクレーンを使って流木の回収作業にあたっておられました。

 

 

 

波も落ち着いたので、身軽で喫水の浅いはたはた君を繰り出して魚探とになめっこしながら避難港から白灯台付近まで出てみましたが、港の中の水深があちこちでかなり浅くなってしまってましたわ。

 

今日から沖に出てみますが、ペラを海底や流木に当てないように慎重に運行しなきゃいけませんね。

 

 

 

ペラと言えばペラの前方に犠牲亜鉛が装着されてるのですが、まだ亜鉛が痩せてないにも関わらずいつの間にか脱落してて、本来なら橋の下の天然ドックで修理したかったのですが、台風避難で漁船がドバっと入って来たので身動き取れず、結局港の中で船の上からの修理を余儀なくされちゃいました。

 

まあ、慣れてるからさほどしんどい仕事ではありませんが、うかつにも部品をポロっと海に落としでもしたら暫く沖に出られなくなるので、慎重にも慎重を期して作業にあたりました。

 

 

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チルトする油圧装置が壊れて無いので、手で引っ張り上げてロープで固定して身を乗り出して作業するという、綱渡り的ヤバイ行為であります。

 

 

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やっとペラと亜鉛を外せました。

 

 

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毎度のことですが、ペラの軸には嫌というほどにハリスや道糸が絡んでました。

 

 

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作業を開始して凡そ30分、無事に取り付けが完了しましたが、2週間以上シケでお休みしてて動けなかったので、ペラの表面に青のりがビッチリ付着してました。

 

 

 

今日あたりから漁業関係者も本格的に沖に出て行かれると思うけど、とにかく今月は全滅に近かったですね。

 

あれよあれよと言ってる間に今日で10月は終わり、明日からは霜月の11月であります。

 

久しぶりに今日お会いするのだが、統計が大好きなタコ釣り名人さんが多分計算してくれてるとは思うが、せいゆう丸の今月の出船率は2割台じゃないだろうか?

 

そんな数字で良く生活出来てるものだと、自分ながらに感心しちょります。

 

 

 

さあて、今日から久しぶりの沖行きですが、北風がチョイと残ってるっぽいのが気になりますが、その時はダメとは思うが潟から攻めてみることにしましょうかね。

 

新規探索ポイントも楽しみであります。