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せいゆう丸釣行記

2017-10-13 02:00:00

大貧漁の時のことは良く覚えているもので、数日前のあの辛さは忘れはならない。

 

気まぐれなアジがどこかに行ってしまうことは日常茶飯事だから気にも止めないけど、イサキが一斉に居なくなったのには面食らってしまいました。

 

確かに8月の前半になるとお腹パンパンの卵を放つと一斉に移動されるのか、イサキの密度がガクッと落ちることは分かっているけど、この時期に一晩ですっかり居なくなるのには驚かされましたね。

 

オプションがいくつもあれば気に止めることはないのですが、最近内海界隈にアジが全く寄り付かなくなったものだから、釣れるお魚が完全に居なくなってしもた。

 

そんな深刻な状況の中、昨日も沖に出ることにしました。

 

 

 

一昨日に偶然見つけたアジの巣床を訪ねてみると、群れの大きさは小さめになったけど何とかなりそうな気配だったので、とりあえずイカリをドボン。

 

潮と風が一致してたので一発で目的の場所に着けられたのが良かったのか、ダブル・トリプルとアジがサビキに喰ってきたようだが、一昨日よりサイズが一回り小さくなっておりました。

 

しばらく釣ってると潮が緩んでアタリが遠のいたのでイカリを揚げてその周辺を探索すると、完全にもぬけの殻状態になっておりました。

 

本当にアジってお魚は潮が変わるとあっという間にどこかに行かれてしまいますがね。

 

 

 

そんでもって一昨日 「困った時の吉園さん」 が龍丸で好漁した場所を教えてもらってたので探索すると、そこは盆地のような地形をしてて、魚影がボワリと出ておりました。

 

そこは全然知らない場所ではなかったけど、今まであまり関心持たなかったから深く探索しなかったのですが、改めて探索してみると実に魅力的な場所でありました。

 

天秤仕掛けを落とすとほどなくして竿先がプルプルして、イサキがダブルで釣れたりしてました。

 

それを確認した上で、それまでの緊張が解け自分は天岩戸に隠れてしまったけど、南風が午後2時過ぎに出てきたので急いで帰港しクーラーボックスを確認すると、チョロっとお刺身を楽しめる程度には皆さん釣れておりました。

 

でも安堵はしたけれど、数日前にこの場所を知っていればなあと、あの日の貧漁がどうしても頭から離れませんね。

 

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今日は微妙な北東からの風が吹きそうなので、ひょとするとノーゲームになるか昼までで終わるか分かりませんが、とりあえず堀切峠から観察して判断するとしましょうかね。

 

スパコンの長期予報によるとこの先ずっと雨や青北の影響で出られる日はほとんど無く、月後半には台風も接近するみたいなので、多分今月は今日で終わりだろうと思います。

 

明日から勤務先が橋の下になりますが、体力を消耗しないようにじっとして、このしんどい時期を乗り切りたいと思います。