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せいゆう丸釣行記

2017-10-10 02:59:00

「気象に関する注意報・警報は出されていません。海上の波の高さは1.5m。ウネリを伴うでしょう。」 のごく普通の天気予報が、人によってはどれだけの辛い釣りになるかを思い知らされた1日でした。

 

 

 

出港時間はいつもの通りに午前7時頃。

 

沖に出るに従い北の風が段々強くなり、波頭が崩れて白くなりかけていたけどやめて帰る程ではないのでイサキのポイントにイカリを落としてみたけど、一昨日同様に上り潮で北からの風だから艇体が横向きになって、風波を真横でまともに受けるから揺さぶられて朝からしんどかったです。

 

焼酎で三半規管の神経が焼き切れてるお方は多少揺れても 「釣りづらいなあ」 で済むけど、まだフレッシュなお方は地獄の苦しみをあじわうことになり、何度も撒き餌を海に投じられ最後はテントの支柱につかまり、座った姿勢で寝ていらっしゃった。

 

お気の毒ではあるけど、あんな沖まで出てしまうと戻って再出発は不可能だから耐えてもらわねばならないけど、辛かったよな。

 

自分もまだフレッシュな頃は酔い止めのアンプル飲んで、それでもゲーゲー撒き餌をしながら釣りをしていたのを思い出したけど、港に戻って陸に立っていてもまだグラグラ揺れていたなあ。

 

船酔いに弱いお方は酔い止めの薬を早めに飲んでベタ凪ぎの日を選ぶしかないけど、それが事前に分かっていれば問題なけど、出てみないと分からないのが現実だからそうもいきませんわな。

 

毎晩アホのように焼酎飲み続けて三半規管の神経を焼き切るまでは、しばらく時間が掛かるかも知れないね。

 

 

 

さてさて昨日は危うく未曾有の、空前絶後の大貧漁をやらかすところでありました。

 

魚探に魚影は出ているが、とにかくお魚居るけど喰わない。

 

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何度も場所を変えてみたけど、やはり駄目。

 

お魚にとって何か食欲が無くなる不都合なことがあったのでしょうが、潟近辺のアジ釣りのセミプロ達の情報では1匹も喰わなかったらしい。

 

近くにヨットの達人さんが来ておられたけど、やはりまるでダメのご返答でありました。

 

 

 

結局本当に一切れのお刺身食べる程度しか釣れなかったけど、船酔いに耐えながらお刺身確保されたのはアッパレでありました。

 

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ところであまり見かけないような綺麗なお魚が釣れたので、とりあえず写真を掲載します。

 

自分的には食べられないいわゆる雑魚でしかありませんが、「宮崎で釣り。たまには遠征したい!」 の筆者のあららさんだったら一発で分かるだろうが、いつもの金魚より大きい20cm超えだし、鼻のあたりが丸くなってるのでとりあえず写真を添えてみました。

 

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さあて、今日もウネリを伴い1.5メートルの波らしいが、とうの昔に三半規管の神経が焼き切れてるであろう爺っちゃまさん達だから、別に問題なさそうだね。

 

昨日のことはサッパリ忘れて、元気に出立しましょうかね。