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せいゆう丸釣行記

2017-08-24 03:37:00

この夏初めての黒潮の激流がやって来たけど、ちょいと速すぎて釣りになりませんでした。

 

 

 

出港はいつも通りの6時30分。

 

一昨日の南風で発生したピッチの短い南からの波が残ってたけど、苦になるほどではありませんでした。

 

潟を走ってる間はほとんど船足が変わらず潮が止まっているのが分かりましたが、途中潮目を超えるとガクンと速度が落ちてうっとりするようなグランブルーの潮色に変わったので上りの激流が来たものと即判りましたが、問題は下の潮がどうなってるかであります。

 

探索しながらポイントに向かうと、下り潮の時にお魚が集まる場所には全く居る気配が無かったので下の潮も上ってると判明したけど、船足があまりにも落ちたのでその時点で激流を覚悟することに。

 

 

 

イカリを落として船を固定して仕掛けを落としてみると、100号の錘がスーっと真横に流れる始末で、しかもサビキにはアジ子しか喰ってこない。

 

潮があまりに速いのでいつもの場所よりかなり南側に中アジが群れてると判断し、思い切って大きく南側にイカリを打ち替えるも、今度は急に吹き出した南風と相まって、時速3km以上の速度で北に流され始めたからイカリが掛からず、やむなく潟へ移動することにしました。

 

 

 

潟に到着すると相変わらずサバの中学生の反応もありましたが、底にはアジと思しき反応も出てたし何より流れが緩かったので 「これはイケルかも」 と思いながらイカリをドボン。

 

時々サバの中学生の猛攻を受けることもありましたが、おかげなことに中アジがダブル・トリプルとパクパク喰って来てくれて、11時頃には一晩お刺身をいただけるほどのお魚を確保できたし、次第に強くなって来た南風の波でお船がドッタンドッタン始めたので早めの帰港といたしました。

 

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昨日は頻繁に 「どんなですかー? 釣れますかー?」 の問い合わせのお電話が多かったので、沖に行かれたお方達もかなり苦戦してた模様で、帰港する頃にはいつの間にか潟に集結されてたから、沖の釣果はほぼゼロだったみたいですわ。

 

スズキくんも例に漏れず沖から潟に移動してきてたけど、 「沖は釣りにならずに全く釣れなかった。」 と海賊さんがボヤいておりました。

 

 

 

帰宅する際堀切峠から海の様子を伺うと、潟は緑掛かった色をしてたけど沖は真っ青だったので黒潮が北北東に向けて走っていたのが良く分かりましたが、潮の速さもあるしイサキの時期が終わったものとして、暫く中アジを手堅く狙う作戦にしたいと思います。

 

そのうち水温が下がってくるとデカアジやクロエバなどもお越しになるはずだから、いつもの通り毎晩のお刺身確保の目標を最優先で今日も沖に出ましょうかね。