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せいゆう丸釣行記

2017-07-28 03:22:00

キャビンの中は風向きによっては地獄になります。

昨日は潮と風の具合で船が風に真っ直ぐ立たず、前から風が入らなくて斜め横からの風だったので、キャビン内は凄まじいスチームサウナ状態でありました。

 

もともとサウナに入る風習の無い自分にとってあの環境はかなり辛く、汗だくだくでひたすら耐えておりました。

 

しかもバッテリーの充電不足で電動リールの巻き上げが悪かったのでウインチ用のバッテリーを使ってもらったけど、使い過ぎたのか今度はイカリ打ち替えの時のバッテリーが足りなくなり、最後はイカリを40メートル手で揚げる羽目になり、死ぬほどキツかったですわ。

 

最近のように凪ぎが続き沖に出っ放しの時には暇が無くて、充電などのメンテナンスがなかなか出来ないのでこんなことになっちゃったんだなあ。

 

帰港してあれこれやりたいことあるのだけど、実際帰ってきた時には暑さで頭がクラクラしててなんにも出来ず家に帰ってしまうので、結果不具合があちこち出てきております。

 

台風がウロチョロしてるので来週はシケでしばらくお休み取れそうなので、橋の下の天然ドックで徹底的に修理・整備をしたいと思います。

 

 

 

そんでもって昨日はアジは居るには居たのだけど、潮が微妙に変わる度に移動しちまって、一時もジッとしてくれませんでした。

 

一昨日みたいに一回のイカリ打ちで済む時には楽だけど、イカリの打ち替えと探索はアジ釣りの宿命だから仕方ないですわな。

 

サイズは中アジだから釣りとして引きが楽しめることも無く、ただ美味しい食材を調達する作業みたいなものなんですが、美味しいお魚を食べたいとの欲求はあの暑さにも勝るみたいで、炎天下一生懸命釣りに興じておられる姿を拝見すると、まるで修行のように見えなくも無い。

 

そもそも釣りがあまり好きでない自分には到底理解出来ない世界でして、口に出しては言えないけど鮮度市場に行かれて、涼みながらお魚を買われたほうが良いと思うけどねえ。

 

 

 

結局一昨日ほどは釣れなかったけど、一晩のお刺身や塩焼きがちょびっと食べる程度には釣れたみたいで、クロエバも姿を見せてくれましたわよ。

 

 

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昨日はスーパー爺っちゃまのタコ釣り名人さんと一緒でしたが、アジ子をピクピクさせてでっかいオオニベを2匹釣っておられたけど、いらないと言う事で引き取り手を探したけど誰も手を挙げてくれず、結局スズキくんで出撃してた海賊さんが後で帰って来られて喜んで持って帰られましたわ。

 

海賊さんもあちこち沖の方を探してたけど全く駄目で、自分達が釣ってた所に最後に船を付けたらアジがチョロっと釣れたそうな。

 

 

 

さてさて今日までは大丈夫そうですが、明日はうねりが何時ごろ入ってくるかが問題だね。

 

朝のうちに穏やかだと昼まで釣りができるかも知れないけど、朝からうねりが来てたらアウトだね。

 

こんなうねりが押し寄せて来る時には、普段姿を見せない港の入口のカラカサ八重の暗岩が白波立てて姿を現すから、レンタルで沖に行かれる船長さん方は見ておくと良いよ。

 

ゾッとするから。

 

 

 

どりゃどりゃ、疲れもピークに達している感じですが、夕方の焼酎タイムを楽しみにそろそろ出かけましょうかね。