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せいゆう丸釣行記
この欄で何度も書いてますが、今年は黒潮が蛇行して日向灘沖を完全にスルーして紀伊沖にぶつかり、反転流が四国沖を西進して九州東海岸を南下するという、異例づくしの初夏の海流でありました。
でもここに来て黒潮がようやくこちらに近づいてきたみたいで、昨日は一昨日と全く色の違うグランブルーの海の色をしてました。
ただ水温が赤道付近から日本近海まで例年より1~2度高く、すぐそこまで30度の水温の海水が来てるから、いつどこで台風が発生してもおかしくないんだわ。
今年は大型台風でエライな目に会わなきゃ良いがなあ。
さてさて昨日も暑い中、沖の磯場にイサキ狙いで出てみましたが、昨日はシマアジが遂に出ませんでしたね。
沖の磯場に向かう途中でアジ釣り場に立ち寄って仕掛けを入れてみたけど、まだ大きなアジは居ついていませんでした。
数匹のアジを釣ったらすぐに諦めてイサキ釣りにしましたが、まあそうだねえ、数はそこそこ出たのでお刺身楽しめるくらいは釣れたかも。
ところで昨日は 「宮崎で釣り。たまには遠征したい!」 の筆者の あららさんチームと一緒だった。
一昨日は佐土原の居酒屋鬼灯チームでしたが、鬼灯チームは全員がまるで違う行動をして、フカセあり天秤ありマキ・シャカありと、前に行ったり後ろに行ったりとドタバタうるさかった。
うるさいの代表と言えば小林の嵐を呼ぶ男さんチームでして、熱帯魚が釣れただけでも上よ下よの大騒ぎになるけど、あららさんチームは時折 「ボソボソ」 と何か簡単な会話をするだけなもので、釣れてるのか釣れてないのか後ろの様子がまるで掴めなかった。
確かにピチピチとお魚の音はしてるけど、手巻きリールもあったので様子が分からない。
そんな中、学者肌のH氏が 「うおおおー、俺はこの魚をまってたんだあーーーー!」 と突然絶叫されたので急いで確認にデッキに行くと、はいこのお魚を待っていらっしゃったそうな。
普通のコバンザメで、その辺りにサメがやって来て餌に誘われてサメの体からチョロっと離れて針を咥えちゃったドジなコバンザメだったのですが、H氏は嬉々としてそれから釣りはそっちのけで写真撮影に没頭されてた。
そういえばどんな味がするのか持って帰って食べてみるそうだけど、子供のようにワクワクされてたなあ。
世の中には自分の常識では到底理解不能なお方が、結構いらっしゃいますがね。
でもこのお方は、あららさんによると爬虫類の権威ある研究者らしく、爬虫類を研究し尽くしたので今は魚類にのめり込んでいらっしゃるそうですわ。
今日も凪ぎみたいなので沖に出ますが、昨日スズキくんは病気でお休みされたけど、今日は別のお方が餌釣りで自分の横でフカセや天秤するみたいです。