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せいゆう丸釣行記
昨日は自動車運転免許更新で沖はお休みしたました。
陸の上は海の上よりかなり暑いですね。
沖は暑いことは暑いのですが、水温が24度前後だから海面の気温は陸の上よりずっと低いはず。
そうでなければ部屋の中でじっとはしておられないでしょうね。
それにしても運転免許書に載せられた我が顔写真をまじまじと見ると、紛れもなく初老のオヤジの顔をしてました。
我が家には、20歳代後半に日南の鳥島で釣り上げた大きなマダイをぶら下げてドヤ顔してる額縁入の写真が掲げてあるけど、明らかにその頃の艶々した顔とは異なっておりました。
決してベテランの俳優さんのような長い年月を重ねて苦が入った老練なる表情でなく、ただ単に年を取りました的顔を見ますと、 「俺って楽して生きてきたんだなあ。」 と思わざるを得ないのであります。
考えてみますと長年サラリー生活を送り、とりあえず家族全員が食べてこられて、子供達をそれぞれ独立した生活させることが出来たので一定の責任は果たしてきたつもりですが、さてこれからどうするのかという想いが、最近少し頭を持ち上げてきたのも事実であります。
そこで若い頃から憧れてた定年後の生活 「悠々自適」 が自分にいつやって来るのかが目下の興味ごとなんでありますが、どうやらやって来そうもありませんなあ。
その「悠々自適」でありますが、辞書で調べてみると 「俗世間から脱しゆったりと生活すること」 を意味するらしい。
俗世間から脱するということは人様と関わらなくなる事ともとれるから、毎日沖に出て沢山のお方と語る日々を過ごしている自分にはおよそ関係な世界ということになるんだわ。
ということで多分死ぬまで 「悠々自適」 の世界は自分にはやって来ないことになりまして、サラリー時代からの憧れはあっけなく夢あることに気がついたのであります。
でもまあ、大好きな海でこれからも日々過ごせることを考えますと、一番の幸せになるのかもしれませんね。
梅雨明けしてかなり暑くなりましたが、イサキがまだ居てくれてるから、今日も頑張って沖の磯場に行きましょうかね。