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せいゆう丸釣行記
一昨日比較的アタリがあった場所に直接走って(歩く速度で?)みたが、既に5~6隻の遊漁船が来てました。
「あちゃー!こりゃ駄目ばい。」 と観念しつつ目的のポイントに船を進めてみると、その場所がポッカリと空いていたので 「ラッキー!」 でありました。
イカリを打って仕掛けを投入すると一昨日以上に潮が動いてなくて、完全に真下に落ちて行く始末で、「今日はもう無理!」 と思わず呟いてしまったが帰るわけにも行かず、虚しい餌撒き作業が延々と続く羽目に。
とりあえずイサキの赤ちゃんは釣れるのだけど、リリースサイズで元気よく海にお帰りになってたが、唐揚げにして南蛮で食べたら美味しそうだったなあ。
でも時折メジナやイサキの型の良いのがたまーに釣れるから、そこに居座り続けることにしました。
昨日助かったのは、潟や沖に情報源となるお友達のお船が沢山出船していたことで、スズキ君にヨットの達人さんに冒険王さんにカンレイシャさんと、4隻のセンサーから次々に情報が入ってくるからありがたかった。
結局あの海域では潮が動いていた場所は皆無でして、居座り続けることが出来たのはその情報のおかげだったのですわ。
ガイドしてて一番辛いのは、釣れないのに延々と餌撒いて仕掛けの上げ下ろしをしてる姿を見ることなんですが、アジ釣りの場合魚影を追っかけて場所を移動して何度でもイカリを打ち替えたりしますが、イサキ狙いの場合は敢えて同じ場所に留まることが多いですね。
そんな時脳裏には 「あそこは今日はどうやろか?」 と別の場所の事をついつい考えがちなんですけど、昨日は皆さんの情報のおかげで1箇所に留まることが出来ましたわ。
朝には西からの風でしたが次第に東に変わり、最後は南へと270度変わったため、確か4回イカリを打ち替えただけで、ピンポイントの攻めとなりました。
ポツリポツリと釣れてたけど午後になって短時間でしたが少し喰いが立って、ようやくチョロっとお刺身食べらる程度に、これだけのお魚を確保することが出来ました。
それにしてもいつまで潮が動かないのだろうかね。
日向灘から完全に海流が遠ざかってて、まさに空白のゾーンになってるのが見て取れますね。
海流の予想ではあと1ヶ月は近づきそうにないみたいです。
それからそれから、最近操船レッスンする機会が多くなってきたのですが、昨日も川南からはるばる来られてレッスン受けられましたわ。
お話伺うと免許を取るには取ったものの、その後操船する機会がなかったからとても嬉しいですとのこと。
湾内での航行ルートや暗岩の存在などを同乗してお教えした後、一人で練習で沖に行ってしばらくして帰ってきたけど、離着岸の時が一番ドキドキするそうで、それでも相当面白かったそうな。
自分が帰港した後の短時間しかお相手できないけど、何度でも練習して納得するまで練習することをお勧めします。
特に離着岸は思ったより難しいらしく、慌てて他のお船にぶつけることが無いように、練習しないといけないね。
今日はまとまった雨が降るので、橋の下の天然ドックで修理と整備をするため、今から出かけますわ。