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せいゆう丸釣行記
昨日も沖が激流でポイントのほとんどが潰れてしまい苦労いたしました。
いつものように潟でやってみたけど、1匹まぐれでアジが釣れたのみ。
前日完全なるゼロから救ってくれた場所ですが、最近本当に良くなくて、定置網の存在の影響を疑ってしまいます。
仕方ないので沖の瀬に向けて走る途中、毎回浅場のポイントを探索しながらの移動をするのですが、まだお魚はイルカ沖一帯にはお越しになっていないようですわ。
少しずつ方向を沖に向けながら南進していくに連れ速度がどんどん遅くなり、ついに時速3kmも落ちてしまい亀さんが歩くくらいの速度で沖の瀬に到着。
前日より更に潮の速度が上がっていて、流れ藻が更に増えておりました。
水深50mのあの辺り全部の途方もない量の海水が時速3キロのスピードで移動するわけだから、イカリをドボンとしたあかつきにはそりゃ水の抵抗は凄まじく、ロープをどれだけ伸ばしても容赦なく船を押すから、イカリがまるで効かないのであります。
まぐれで岩にイカリが掛かっても150号の錘が真横に流れる始末で、まるで釣りになりません。
お友達からの情報によると潟は止まってて、中深場で丁度良く、沖は激流のようでしたので真ん中辺の沈船に移動してみました。
沖の瀬よりマシだったのでしばらく仕掛けを落としたけど数匹のアジが釣れたのみで、さらに潮が早くなったので漁友のMA氏にお願いして横に着けさせてもらうことにしました。
普段お魚を釣って市場に出しているセミプロのお方達の近くには極力近づかないようにしておりますが、なぜなら撒き餌の量で優ってしまい迷惑をかけてしまうからでして、あちらは本業・こちらはお遊びだから、いくら釣れなくても守らなければならないルールであります。
お遊び同士だったら遠慮なく割り込むこともあるけど、昨日はMA氏は早上がりされるとのことと、他のセミプロが居なかったのでMA氏の好意に甘えることに。
そこは流れの具合丁度良く、沖の激流が嘘のようにトロリと流れておりまして、ポツリポツリではありましたがアジが喰ってくれました。
一昨日よりは数は釣れたので、少しばかりお刺身が楽しめそうだね。
自分の目標はあまねく全員が平均的にお刺身程度のお魚が釣れることでありまして、市場に出す位の勢いで釣られるお方には鼻にもかけてもらえないお船でありますが、昨日のように荒天が10日も続いてたことが信じられない位のまったりベタ凪ぎの中で遊べたから楽しんで貰えたはず。
それでも未だに理由が解らないのですが1本の竿だけ不調だったけど、その理由を見つけてやれなかったのが昨日の反省点かもな?
予報が良い方向に変わって今日まで沖に出られそうなので、今から出立します。
でも明日からまた3日程お休みになりそうです。
お天気良くて風が無ければ、宮崎港でキス釣りして遊ぼうかなあ。
ああそうだ、じっくりスケジュールのカレンダーを見てたら、来月は5日に花見でお休みする以外、また全部海の上の予定だね。
とは言っても春の海は荒れるから、長期のお休みを余儀なくされてまた恐怖の月末を迎えることになるのかもなあ。
しかしながらおかげ様で何とかなってますがね。