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せいゆう丸釣行記
まずはこのお写真、時々登場するタコ釣り名人さんだが、先日蒲江でタコを20数杯匹釣ったらしい。
このお方、お話聞いてみるとタコを主食にしてる訳ではないらしいが、とにかくタコ釣りが好きで上手みたいだね。
でも面白かったのは、その日イカ釣りしてたお方とタコ10杯とモイカ2杯を交換したらしいが、食べてみたらタコよりイカの方がはるかに美味かったおっしゃってた。
タコとイカの価値が、何故5:1なのかその取り引き根拠は分からんが、まるで物欲のないタコ釣り名人さんらしいお話だなあと思いましたね。
さてさて、サビキにあれだけそっぽを向いてたアジが、最近サビキ仕掛けに喰ってくるようになりました。
安定した釣果を求めてる自分としては、普段天秤仕掛けでの釣りを推奨してますが、卵をお腹に抱えているからなのか食欲が随分と増していて、近頃サビキでも釣れる機会が増えてきました。
とはいうものの、サビキだったら何でも喰うかと言えば答えはノーでありまして、チョイスを間違えると全く釣れずに悲惨なことになりますね。
先日もなぜか喰わないサビキ仕掛けを観察してみたら、ハリス10号の落とし込みサビキを使っておられた。
なぜそれを選択したのか理由は分からんが、アジ子を喰わせてブルブルさせてカンパチなどの青物狙う仕掛けでデカアジを釣ろうとしてるから釣れるわけがない。
お魚は警戒心が強くていつもビクビクしながら餌を食べてると思ってますが、わざわざ太いハリスを使うと喰いつくのをためらうから、お魚は喰う直前に反転して、結果釣れるチャンスを逃すことになるんだなあ。
極端に細いハリスを使う必要はないが、わざわざ太いハリスを使う必要はそれ以上にない。
その後普通のサビキに変えたら当り前に釣れ始めたけど、時合が過ぎた頃だったので釣果は芳しくなかったですね。
サビキにデカアジが2匹・3匹と喰ってきたら、お互いあちゃこちゃ反対方向に走ることがあるから3号程度のハリスじゃ持たないので、ギリギリ5号ハリスぐらいがベストかもね。
で、自分と365つり具えさ店とで知恵を出し合って作ったサビキのことなのですが、自分はあまり釣りが好きじゃないから最近竿を握らなかったのでなかなか評価出来なかったけど、先日試釣してみたけどかなり良く釣れる仕掛けに仕上がってたね。
タコ釣り名人さんのアドバイスもあって枝針の長さを少し変更したのが良かったのかも知れないが、落としたらすぐ喰いついてくるから、アジ好みの道具に仕上がったと確信できましたよ。
アジってお魚はかなり気まぐれでして、その日の条件で好む素材や色や形状が変わるものです。
良く良く観察していると特定の色ばっかりに喰ったり、ウーリーだったり蓄光物だったり魚皮だったりと、まるで好みの予想がつかないから、バラバラの色や素材の仕掛けが必要になるんだわ。
最初から同じ素材や色のサビキを使うと、必ず悲惨なことになるから注意してね。
「この仕掛けで釣れないはずはない!」 的なる、根拠のない思い込みだけはしない方が良いよ。
毎日海に通ってる自分でも、その日のアジが何を好むかまるで分からんのやからね。
で、試しに試した結果、365つり具えさ店のオリジナルサビキは最初に投入するサビキとして最適との判断をすることが出来ました。
これまで自分的には市内の別の釣具屋オリジナルサビキをスタンダードと位置付けて推奨してましたが、このサビキを使えばもうわざわざ不便な所に行って買わなくて済むと思ちょります。
パッケージデザインがまるで釣れなさそうで無愛想だが、お魚は風袋のデザインで釣るものじゃないから気にせんで良いよ。
そのデザインを見てると、愛想はまるでないけど餌の品質が良くて、しかもめちゃ安いこのお店そのものって感じがするが、このお店を良く知る自分としては本当の意味でのお客様ファーストを貫いてると感じられ、思わずニヤリとしちゃうね。
今日までお休みしてあれこれ整備や艤装しますが、そんな事やってると時間が経つのは早いですがね。
明日から日替わりでコンディションが変化するようで、こりゃ今週は人事移動が忙しくなりそうだわい。