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せいゆう丸釣行記
昨夜は隣の孫たちと1日早いクリスマスパーティーでありました。
海の神様しか特に信仰しない自分でありますが、イエス様がベツレヘムの馬小屋でお生まれになった日だそうで、キリスト教のお方達にとっては特別な日だそうな。
酒飲みにとってはいつもより多めに酒が飲める日だから極めて都合が良いのでありまして、隣の孫たちを招いて我が家で美味しいご馳走をいただきました。
年に一度だけのケンタッキーフライドチキンをバーレルの箱で買ってきて、息子の嫁さんの特製ハンバーグや釣りたてのお刺身なんぞで盛り上がりましたなあ。
自分は親宅にウイスキーの飲みかけがあったのでそれを盗んできて、クピクピやってアホたんになったら寝てしもた。
まあ、そんなフツーのひと夜でありましたが、孫の成長を見守りながら幸せを感じられた時間でありました。
さて話は変わるが、先日ハリスは太いと駄目だよのお話しをしたあとにお友達のヒロちゃんからメールを頂いて、 「ハリスの太さも大事だけど、針の大きさはもっと重要だよ。」 とおっしゃってた。
http://blogs.yahoo.co.jp/hiromoto514
このお方、普段は蜂が趣味らしくてあまり港に姿を見せないのですが、メジナの時期になると頻繁にやって来られて、黄金の瀬あたりでメジナを乱獲される根絶やし系のお人でございます。
本人が言ってたけど、フカセでメジナを釣り始めると暗くなるまで釣り続けないと気が済まないほとんど病的状態になるそうで、釣って来るメジナの数がこれまた半端ない。
そんなお方がこだわってるのが針の大きさらしく、無意味に大きな針を使って今まで釣れた試しがないそうな。
確かに大きなお魚を狙うんだと言って、ヒラマサ針くらいの大きな針を使われるお方がたまに居られるけど、まず釣れた試しがありませんなあ。
それ以前に、大きなお魚が居ないのに大きなお魚を狙うという意図がまず理解できないし、結局大きな針をぶら下げてアジやチダイを狙うことになるのですが、当然小さなお魚達はデカい針には見向きもしませんね。
ヒロちゃんのお話によると、お魚が餌を咥える大きさが適当でないとまるで口を使わないから、釣る目的のお魚が好みそうな大きさの針と餌を選ぶのはとても重要な事だそうな。
そりゃそうだわな、人様だってナイフとフォークで切り分けてお肉を食べるのだから、それを使えないお魚は食べるのを諦めるしかないよね。
そういえば天秤の付け餌に一番小さなMサイズを使うお方がいるけど、いつも良く釣ってるね。
自分はアジかチダイかイサキくらいしか狙ってないから、それらのお魚の口の大きさをよく観察してそれより大きな針は使わないようにしましょうね。
針に関して言いますと、絶対に大は小を兼ねませんよ。
逆にドラグと竿さばきで、小さな針で大きなお魚を釣ることは十分に可能であります。
ところで毎回こんな餌釣りのこと書いてますが、釣り船の案内するサイトをこの前覗いてみたが、餌釣りのお船はもうほとんど紹介されてませんね。
まさに絶滅危惧状態であります。
紹介されているお船は今や全てタイラバやジギングやティップランばっかしで、餌釣りのお船は皆無と言って良いくらいだね。
時代も変われば変わるもので、魚釣り = マキシャカ = ゲーム になっちまったね。
釣り具の量販店に行きますと、正面のブースはジュエリーショップと見間違いするくらいキラキラしちょります。
特にファブリーズ世代の若いお方達は臭いのが嫌いみたいで、餌の臭いを敬遠しているのかも知れないが、餌釣り釣法はこのまま衰退して無くなってしまうんだろうなあ。
本当に寂しい限りでございます。
あれあれ、くだらなこと書いていたら、お船に行って鍋焼きうどん作って食べなきゃいけない時間になりました。
今日と明日は何とか大丈夫っぽいので、小物のお魚を求めて沖に出ましょうかね。