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せいゆう丸釣行記

2016-12-08 04:11:00
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「あちゃー、巾着船団が来ちょるわー!」

 

堀切峠から内海沖を見た瞬間、心の中でそう叫んでしまいました。

 

はい、延岡直海港から多数の巾着船団がお越しになって、沖のお魚を根こそぎ持っていかれるのであります。

 

巾着漁とは、月が出てない夜に沖合60m付近で船団を組んで煌々と照明を照らし周囲のお魚を集め、巾着網と呼ばれる網で取り囲んで一網打尽にするやり方だそうな。

 

もうこの船団が来たあとはお魚1匹残っておりませんで、まさに根絶やしの漁なんですなあ。

 

 

 

昨日はいつもの潟でしばらく頑張ってみたものの完全に潮が止まっておりまして、青物さん達すらまるでお顔を見せてくれない。

 

仕方ないので、巾着船団が操業していた場所と自分のポイントが違ってたことを祈りながら沖の瀬に移動してみた。

 

 

 

「あいやー、砂漠状態だわ。」

 

完全に根こそぎお魚を持って行かれたようでありまして、しばらく粘って仕掛けを投入するもチダイ1匹で撃沈。

 

ならば潟に戻って粘り倒すことに決めて戻ってみると、なんと朝の潮止まりが嘘のような下りの速い潮に変わっておりました。

 

そうなることが分かっていれば無駄な動きをしなくて済んだのですが、あの潮が止まって何も釣れない状態で延々と餌を巻き続けることはチト出来ませんわな。

 

でもまあ状況は劇的に良くなったのだから気を取り直して仕掛けを投入すると、1投げ目からデカアジ登場。

 

それを見届けて、それまで移動〃でお昼寝全然出来なかったので、キャビンで爆睡しちょりました。

 

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お魚釣りってこんなものなんですよね。

 

何が起こるか分からないのが面白いのでありまして、良い時もあれば撃沈の時もある。

 

だから気軽に遊べて何度でもチャレンジ出来ることが、本当の面白さを体得する上で大事なことなんだよね。

 

 

 

さあてと、来週前半はどうやら荒れ模様のようだから、今週のうちにお魚釣って食材確保しとかんといかんなあ。