Welcome

Information

せいゆう丸釣行記

2016-12-05 02:11:00

雨予報の関係か知らんが、内海沖はお船が1雙も出とらんかった。

 

「多少の雨なら行きますよー。」 ってことでしたので、まだ暗いうちに内海に到着してコンロで暖を取りながらキャビンで寝ちょったら、いつの間にかジュニアくんが出て行っとった。

 

小雨交じりではあったがそこまで強く降らないみたいで、とりあえずいつものポイントに付けようと出港したが、 「ゲゲ!水温が2度下がっちょるわい。」 

 

はい、22度あった水温が一晩で一気に19度後半まで下がっていて、しかも表層だけの下りの激流でお魚の姿がまるで見えなくなっちょりました。

 

 

 

毎日同じ場所に通い続けると、朝一の魚探の映像でその日のストーリーが大体読めるようになりまして、昨日は完全に撃沈を予想させる魚探の様子でありました。

 

やっぱり予想した通りアジ子すら居ない状況で、たまにデカアジやチダイが喰ってくるも続くことはありませんでした。

 

PC040265.JPG

 

PC040266.JPG

 

 

時々ハリスを切って逃走するお魚もいたようですが、大きなお魚が出没するこの時期にハリス3号はやめとったほうが良いね。

 

この時期、黒潮が来る夏の海と違って少し濁り気味の海が続くので、極端にハリスを細くする必要はありません。

 

 

ドラグの滑りがよいリールで海春のような柔い竿に腕に自信があれば3~4号程度で構わないけど、短竿をロッドホルダーに掛けたまま電動リールで巻き上げるスタイルであれば是非10号以上のハリスを使いましょう。

 

それだとドラグをギンギンに締め込んで電動リールでガンガン巻き上げて、たとえ竿が折れようがどんなお魚でも獲れますね。

 

ただそれくらい太いハリスを使うと、まずお魚は喰ってこないけどさ。

 

 

 

人も竿の一部でありまして、当たりがあったらすぐに竿掛けから竿を外してやり取りしてお魚の走りをうまくいなしてやらないと、必ずと言って良いほど大きなお魚を逃がしてしまいますがね

 

「糸切られたけど、何の魚だったやろか?」 とボヤくシーンを毎日のように拝見しますが、思った以上に逃げたお魚は大きくて立派で実にもったいないことなんですわ。

 

 

 

どうしてロッドホルダーから竿を外してやり取りするかと言いますと、掛けたままだと瞬間的なお魚の突っ込みを防げないから最終的にハリスの強度に依存することになるからでして、手持ちに変えてお魚が走れば竿を倒してドラグを緩めて送ってやり、こちらを向けばすかさずドラグを少し締めてリールを巻いてこちらに寄せる。

 

その繰り返しで初めて大きなお魚を手にすることが出来るのですわ。

 

瞬間的にドラグに手が行くようになるには慣れが必要かも知れませんが、細仕掛けでロッドホルダーに竿掛けたまま力任せに綱引きする釣り方では、まず手のひらサイズのお魚しか釣れないと思いますがね。

 

特に昨日のような水温が下がって喰いが悪い時に、時折やって来る大物を獲れるか獲れないかで満足度に大きな違いが出ますよ。

 

 

 

さあて今日も沖に出るけど、水温低下の影響は残っているでしょうかね?