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せいゆう丸釣行記

2016-11-30 02:19:00

自分はアジが大好きであります。

 

なんと言いましょうか、実に美味しいし姿がとにかく綺麗。

 

あまり釣れない時に大きなアジが上がってくると、「おおー」 ってな感じのどよめきが船中に起こりますがね。

 

キャビンでウトウトしてても、何が釣れてるかは声のトーンでやリールの音で大体分かるものでして、その場に留まるか移動をかけるかの判断材料となります。

 

ですので狙っているデカアジが釣れない日は、例え他のお魚が沢山釣れたとしても、どこか手放しで喜べない気がするんですなあ。

 

 

 

昨日はまるでアジが釣れない日でありました。

 

 

 

長きに亘って居座り続けた自衛隊の艦船は跡形もなく内海沖から去って、いつもののどかな日向灘の風景に戻ってました。

 

さあて探索しまくってアジを探しましょうと、とりあえずいつもの潟の様子を見に行くと、3日前には完全なるもぬけの殻状態だったのに、魚探には目を疑うくらいの賑わい状態が映し出されていた。

 

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「およよー、あんた達いつの間に戻ってきたの?」 と思いつつ、イカリをドボン。

 

ところがなかなか目的のポイントに船が収まってくれない。

 

最近度々起きる現象なんですが、潮は上りで風は北からなもので、真逆の力が拮抗すると少しのバランスの崩れで数十メートルも船の位置が変わってしまうのです。

 

しかも上りの潮は海面だけで、底の潮はほとんど動いてなくて澱んでいる状態なため、お魚が瀬の上に集中していらっしゃる。

 

こんな時はデカアジが釣れることはほとんど期待できなくて、アジ子の数釣りくらいにしかならない。

 

電話で情報を集めてみると沖は激流で話にならず、イルカ沖の深場に行ってた漁友のSI氏によるとそこも潮が早すぎて潟に移動した模様。

 

ということで、昨日は1箇所に留まって粘りの釣りをすることに致しました。

 

 

 

結論から申しますとデカアジが1匹のみの撃沈でして、他にチダイ・ヘダイ・ニベ・ニザダイ・アジ子多数・サメ4匹・青物数匹と散々でありました。

 

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時折サビキに喰ったアジ子を狙って青物がアタックしてきて、がまかつのウエアを着た謎の磯釣り師さんは驚異の3号ハリスの天秤でカンパチを仕留めてたけど、基本的に磯釣り師はどなたも上手だね。

 

ロッドホルダーに竿をかけたまま、ガンガン電動リールで巻き上げる釣り方で大きなお魚を取り込んだの見たこと無いけど、竿とリールを操って上手に魚をいなしながら取り込むテクニックを見ると、もう感動ものですわ。

 

 

 

今日はお天気がどうにか持ちそうなのでいつもの潟から始めて、穏やかで潮が早くなければ沖に行ってみます。

 

足が遅いせいゆう丸は、他のお船の情報だけが頼りであります。