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せいゆう丸釣行記

2016-11-19 03:19:00

昨日は降るような降らないような、はっきりしないお天気でしたね。

 

天気予報もコロコロ変わり時間ごとに降水確率が変化してまして、夜明け前にキャビンで鍋焼きうどん食べながら微かな雨音を感じながら 「さあ、どうしたものかのう?」 と考えてましたが、方向的に悪くなるであろうし、潟が全く駄目だから沖に行かざるを得ないが、波が出たり激流だったら素戻りになればそれこそ申し訳ないことになるので、中止を決意してご連絡した次第。

 

遊びの釣りは楽しいってことが1番でして、修行や拷問みたいに辛い思いまでして釣りをしなくて良いのであります。

 

 

 

そしてなにより寒かったですね。

 

小雨とはいえこの寒さで濡れてしまうとかなり寒かったでしょうし、そうでなくても平日は爺っちゃま達が多いから、高齢者福祉の船?みたいなせいゆう丸としては、風邪ひいて肺炎でもなったらエライことになるので、こんな時はチャッチャと諦めて中止の選択がよろしいのであります。

 

 

 

ところで最近小さな憂い事がありまして、ジュニアくんのオルタネーターと清水ポンプを駆動するVベルトがやたら消耗して、数回沖に出ただけで切れてしまうことであります。

 

M42というサイズのVベルトなんですが、確かに細くて弱々しいけどそんなに簡単に切れる訳ないし、帰ってきた度にベルトを張る作業しなきゃいけないのはおかしいと思もちょりました。

 

一昨日も前日に張り直してジュニアくんを送り出したがポイントに向かう途中に 「充電のランプが点いたのですが・・・」 の連絡を受け洋上で再度張り直してみたが、結局サボテンまで行ったところで切れてしまったそうな。

 

水温が上がらないようにトコトコ帰って来たようだが、せっかくの楽しみを台無しにしもて申し訳なかったのであります。

 

で、昨日キリキリパーをやる前に予備のVベルトに交換して帰港して確認すると、もう既にユルユル状態になってる始末。

 

「何でかなー?」

 

 

 

自分はベルトそのものがM規格の細くて弱々しい物なので、Vベルトの強度をずっと疑っておりました。

 

高速回転に対応したコードを強化した強度の高い物にも交換したけど、あまり変わりが無いのでずっと不思議に思ってましたが、昨日再度バラして観察したらプーリーのベルトと接する面が錆でザラザラしているのを発見しました。

 

cs4683.jpg

 

 

このお写真は借り物ですが、こんな感じでしたわ。

 

 

とにかく体半分突っ込んで作業しなきゃいけない奥ばった場所なので暗くて良く見えなかったが、懐中電灯を照らしてよくよく観察すると相当錆びておりました。

 

結局伸びてユルユルになったのではなく、錆がヤスリ代わりになってVベルトを削っていって、細くなって緩くなったり切れちゃったりしたんだね。

 

 

 

ナフコに走ってサンドペーパーを購入して、2時間ばかりエンジンルームに体突っ込んで磨いてました。

 

今日出港前にキリキリパーしてどうなるか興味のあるところですが、もしこれが原因だったら長期間動かさないと機械がダメになる代表的な見本になりますね。

 

ジュニアくんは日向で長年動かされずに係留されていたので、知らず知らずのうちにエンジンの各所に錆が発生していたのかも知れません。

 

これが最後のトラブルになると良いけどね。

 

 

 

今日は昨日までの予報より良くなった感じなので、堀切峠から観察して良さそうなら沖に出てみたいと思います。