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せいゆう丸釣行記

2016-11-08 02:41:00

昨日は久しぶりのお休みでありました。

 

「海上では北の風がやや強く・・・」 と予報される季節は、沖に出られるか出られないか、楽しめるだろうかしんどいだろうかを毎日〃考え続けなきゃいけないので、昨日のように思いっきり海がシケるとそんな事まるで考えなくて済むから、極めて楽であります。

 

でもそれが長く続くと月末の心配が出てくるので微妙な問題ではありますが、自分の場合まあ2勝1敗ペースぐらいが丁度良いかも知れませんね。

 

 

 

そんな訳で昨日は夜明け前にキリキリパーを引いたあと、カセットコンロで鍋焼きうどんを作って食べて、ラジオを聞きながらキャビンのお布団の中でうつらうつらしちょりました。

 

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そうそう、キリキリパーは外海がかなり荒れていたため走る範囲が限られて、1度だけゴクンと当たりがあったけど外れてしまいました。

 

残念ながら1匹も釣れなかったけど、釣れても釣れなくても夜明けの釣りは清々しくて気持ち良いですわ。

 

 

 

結局昼前までお船でまったりと過ごしてたが突然思い立ち、溜まりに溜まったビニール類の処分のためカローラにゴミを満載してエコクリーンへ走らせることに。

 

かあちゃんにお弁当作ってもらってたが、途中自宅に戻ってあったかい味噌汁をいただきながら弁当をパクパク。

 

「ひるおび」 を楽しんでゆったりしてたら、もう1日が終わった感じがして、自作の灯油ボイラーでお風呂沸かし。

 

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このボイラーはファンヒーター2台と瞬間湯沸かし器1台をヤフオクで安くで手に入れて、分解して心臓部だけ取り出して合体させたスグレモノであります。

 

現在灯油の単価が最安値でリッター51円なんですが、都市ガスとのカロリー計算するとだいたい5分の1くらいの燃料費でお湯たっぷりのお風呂が楽しめますよ。

 

 

 

 

そんなこんなで、結局昨日はゴミ処理で1日が終わってしまいました。

 

 

 

昨日は週初めということで、サラリー諸氏はそれぞれ忙しい1日を過ごされたと思うけど、自由人の自分は特に何もすることなく晩酌して7時には寝てしまいましたわ。

 

そうですなあ幸せと言いましょうか、何のストレスもなく毎日を過ごすことが出来るので、1日が過ぎるのがとても速いですがね。

 

 

 

今朝は特にネタが無いので、カローラの火入れの儀式について。

 

 

 

昨日は暦上立冬だったそうで、最近随分と寒くなってきました。

 

あと150kmで走行距離40万キロを超えようとしている、我が愛車カローラのエンジン始動が最近の朝の気温低下と共に困難になってきて、かなり長い時間セルを回さないとエンジンが掛からなくなりました。

 

毎朝午前3時過ぎにセルをキュルキュル回すと近所迷惑になりゃせんかと心配してましたが、遂に先日全く掛からなくなり、かあちゃんの車を2日も借りる羽目になってもうた。

 

カローラのエンジンは高速型の副燃焼室式ディーゼルなので、直噴ディーゼルエンジンに比べると着火に難点があり、グロープラグ(予熱プラグ)のアシストが欠かせないけど、さすがに40万キロも走るとグローが全部死んでしまったようだ。

 

暑い季節は問題なく掛かるが、寒くなると途端に指導困難になってしまうみたいなんだな。

 

自分でグローを交換すれば良い簡単な話しなんですが、1本7000円もするので4本換えると3万円近くにもなるし、あんなニクロム線が入っただけの単純な部品がそんな値段する事自体納得出来ないので、グローを交換せずに別の方法で点火出来ないか考えておりました。

 

 

 

そこで閃いたのが焼玉機関でありました。

 

 

 

焼玉エンジンは、焼玉と呼ばれる燃料の気化と点火を兼ねた丸い形状の副室を有するチト原始的な機関でありますが、ユニークなのはエンジンを始動する前にトーチでこの焼玉部分を炙ってやる必要があることです。

 

今の自動車のエンジンはキーを捻ることすらせずにボタンを押すだけで始動するそうだが、昔のエンジンの始動はそう簡単にはいかないのでして、厳かなる?火入れの儀式を行わないと絶対に掛からないのであります。

 

このことを思い出したもので、カローラのエアクリーナーを外してインテークマニホールドを露出させ、そこにカセットバーナーの炎を送り込み熱い空気を吸い込ませればグローの代わりになるのではないかと考えた。

 

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これは儀式前の当たり前の写真。

 

 

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これがエアクリーナーを外しインマニを露出させ、エンジン内部にバーナーの火を送り込んでいる、エンジン始動前の火入れの儀式をしている時のお写真ですわ。

 

カセットボンベのバーナーを使うということは、この欄で何度も紹介している佐土原の居酒屋鬼灯(ほおずき)さんで、シメ鯖をお客の目の前でお店のウッキーさんが炙ってくれることがヒントになったので、思い出させてくれた鬼灯さんには感謝であります。

 

実際トライしてみると読み通り、寒い朝でも長くクランキングすることなくあっさりと始動してくれましたよ。

 

ただ問題は、夕方帰宅して翌朝の始動のために毎回ボンネット開けてエアクリーナー類を外す作業がチト面倒なことと、まだ暗い早朝にボンネットを開けてバーナーで火を焚く訳だから、近くの住人から怪しい放火魔ではないかと疑われてしまう可能性があることぐらいかな。

 

フツー誰もそんな面倒な事は絶対にしないと思うが、自分は人がまずやらないことを敢えてやってみて、「そうか、そうなのか!」 と密かに納得して楽しむタイプなのかも知れませんね。

 

ということで、来年の暖かくなる時期まで毎朝カローラの火入れ式を行うことになったのであります。

 

 

 

スパコン予想では、今週沖に出られる日はほとんど無さそうですね。

 

キス釣りでもして時間を潰そうかな?

 

釣れたら今日の夜のご飯のおかずに、キスの天ぷらをかあちゃんに作ってもらおうっと。