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せいゆう丸釣行記

2016-08-29 02:54:00

昨日の朝、24時間テレビを見ていたら、 「ああ、そうだ、今日は日曜日だったわ。」 と、毎日が日曜日にもかかわらず、また仕事もせずに家でテレビ見ながらグダグダしちょりました。

 

一応朝一番に内海港に向かいパトロールした後、いつものように365つり具えさ店に立ち寄り、店主とぺちゃくちゃおしゃべりをしてる中でサビキの話題に。

 

「こんなサビキがあると良いのですけどね。」 のお話をしたところ、店主には何やら考えがあるようで含みを残した話しをしてたので、チト楽しみであります。

 

 

 

さあてと、サビキの釣り方にも色々と方法があるのをご存じだと思いますが、自分的には大きく分けてアミ籠を上に付けるか下に付けるかの2種類であります。

 

上籠の場合の釣り方のイメージはこんな感じかな。

 

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サビキの上に取り付けたアミ籠からアミがポロポロ落ちて、餌と間違えたお魚がサビキに食いついて釣れちゃう仕組みであります。

 

この釣り方が出来る条件としては、潮があまり動かない海域に限ることでして、日向灘のように潮が速い海域ではどちらかと言うと不利な釣り方と言えます。

 

時速2km/hを超える速い潮になることは日向灘では特に珍しくありませんが、それは1秒間に50cm強も潮が流れることを意味してまして、籠から放たれたアミは10秒くらいで5~6mも潮下に流されてしまいます。

 

つまり竿を振って餌が散らばってもあっという間に流れてしまい、餌とサビキが同調する時間がほとんどなくて、どんどん離れてしまう状態になる訳なんですわ。

 

お魚は当然アミを食べんがため潮下に移動してしまい、サビキに食いつくチャンスが相当減ることは、容易に想像できますね。

 

それともう一つ、表現は難しいのですが重い籠と鉛が3mくらいの間隔を置いて位置するので、巻き上げて最後に仕掛けを回収するときに支点が2箇所ある感じでなんかブラブラしてて、お魚がうまく掴めないところが自分としてはあまり馴染めないところであります。

 

ただこの釣り方だと、竿掛けに竿を掛けて待つことができて、随分楽チンな釣りが出来るところが大きな魅力ではあります。

 

 

 

次に日向灘で主流の下籠での釣り方について。

 

この釣り方で注意しなければならないことは、鉛付きの籠が着底したら1~2度目一杯竿を振り上げてスっと落として餌を出してやり、籠が着底した状態で糸を出してユルユル状態にしてやらなきゃならないことなんですわ。

 

それは何故かと言いますと、餌のアミとサビキとを同調させる時間を出来るだけ長く取りたいからなんです。

 

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海の中はこんなイメージかな?

 

「ええ!そんなに糸を送るの?」 と聞かれるくらい自分は糸を送って、当たりがなかったらまた糸を巻いてテンション取って、再度大きくシャクって糸を出しての繰り返しを3回くらいします。

 

竿先にテンションなくても全然構わなくて、フケた状態でもお魚が食いついてきたら竿先がプルプルするので当たりは分かりますよ。

 

時々この仕掛けで籠を海底から切って、竿掛けに竿掛けてじっと待っておられるお姿を拝見することがありますが、上籠の時に説明した理由で釣れることはあまりありませんね。

 

基本この釣り方では竿はずっと握ったままで、疲れた時くらいにしか竿掛けに竿を置きません。

 

どっちかと言うと忙しくてせわしい釣りになるので、ゆっくりと釣りを楽しみたいお方にはあまり向かないかもね。

 

しんどい時は天秤に切り替えたほうが楽で良いと思います。

 

 

 

ここ数日サビキの話が多かったので、明日からは天秤や完全フカセについてお話するつもりです。

 

覚えていたらね。