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せいゆう丸釣行記

2016-08-15 03:43:00

「すみません!売れすぎて品切れしちゃいました。申し訳ありません!」

 

鬼灯の店主のそんな侘びのお言葉で、ショックのあまり腰が立たんごとなってしもた。

 

 

 

 

昨日、同級生の浜ちゃんと鬼灯でプチ同窓会をしたけど、前日馬刺しが出過ぎて品切れしちょったそうで、それを聞いてショックのあまり腰がワナワナと萎えてもうたのでありました。

 

 

そうでなくても腰痛でしんどかったのですが、目的の馬刺しが食べられないのは本当にショックでしたなあ。

 

この欄で何度か紹介している佐土原駅近くの鬼灯(ほおずき)の馬刺しは絶品で、タテガミまで入ってて非常にお安い値段で提供してくれるのでいつも楽しみにしているけど、売り切れは想定外でありました。

 

中学・高校と同じ学校に通ってた浜ちゃんと、うちのかあちゃんと3人のプチ同窓会は、目的の馬刺し食べられないがっかり感の中で始まったのでしたが、炙り〆鯖や明太子の磯辺揚げあたりでグダグダお酒飲んでたら、店主から思いがけないお言葉で、俄然盛り上がったのでありました。

 

我らの飲み会が始まった頃、グッドタイミングで熊本からクール便で馬刺しが届いたようでして、店主の矢野さんが 「船長、馬刺しが来ましたよ。」 と嬉しそうに耳元で囁いてくれました。

 

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もうそれからムチャクチャ嬉しくて食べたわ飲んだわ、思い出話に花を咲かせて飲みまくっていつしか気絶して、気がついたらいつもの時間に目が覚めて、こうしてパチパチやっておりますわ。

 

 

 

嬉しいね。

 

かあちゃんがいつもそばに居てくれて、行きつけのお店があって、同級生と仕事や子供や先のことを語り合って。

 

でもさ、こんな何気ない日常の中に、実は幸せってやつがあちこちに隠れているんじゃなかろうか。

 

幸福はいつも自分のすぐそばにいくつもあって、人様に拾い上げてもらうのをじっと待っているのかもね。

 

「これはありがたいことだね」 と感じられるか、「そんなことあたり前やろ」 と流してしまうかで、人の幸せの度合いは違ってくると、自分は思ちょります。

 

今更ながら、心から感謝できる人間にならないといかんなあと考えますがね。

 

 

 

今日も沖には出ずに、知り合いのお船の船底塗料塗りをして、夕方は亡くなった義父の送り火をいたします。

 

朝早くから取り掛かって、早く終わらせたら橋の下の木陰で、頂いたエア布団に寝転がって昼寝するのが楽しみであります。

 

でも早く腰を治さんと沖に出られないね。

 

 

 

今週は台風の影響で水曜・木曜日あたり、うねりが来て出漁できないかも知れないね。