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せいゆう丸釣行記

2016-06-26 02:59:00
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一昨日ジュニアくんで本カツオを捕まえてこられたお方からメールが来てまして、こんな美味しそうなお写真を添付してくれてました。

 

嬉しいですがね、こんな立派なお料理になるなんて。

 

ますますジュニアくんの活躍に期待持てますなあ。

 

 

 

さてと、昨日は大雨・強風・雷注意報が出ていたのでお休みにしましたが、結果としては雨降らず・雷鳴らずだったけど、何となくいやらしいお天気で怪しかったですね。

 

最近毎日沖に出てカツオ漁をしている漁船が昨日は港に泊っていたので、漁師の皆さんも予報を警戒し経験的に取り止めたのかも知れません。

 

こんな時はお休みにしてメンテナンスでもやるのが一番でして、夜明け頃からジュニアくんのプロペラ修理に取りかかっておりました。

 

ところがどうにも調子が出ないと言うか、身体が気だるく重い感じがして仕事がはかどらない。

 

どうやら前日に小型船舶安全会の総会に参加したので寝たのが10時近かったため、睡眠時間が4時間足らずだったのが原因だったようですが、一度取り掛かったお仕事を止めるわけにはいかないので、昼過ぎまでペラのことをしておりました。

 

 

 

「エンジンの回転は上がるのですが、お船のスピードが全然上がらなくなったですわ!」

 

一昨日帰って来たジュニアくんの船長がこうおっしゃてたので、ペラの滑りだとすぐに分かりましたが、その報告を聞いて心が一気にブルーになっちゃいましたわ。

 

と言いますのも、ペラの中心部にゴムのブッシュと呼ばれるペラが石などと衝突した時ギヤの損傷を防止するものが圧入されてますが、経年劣化でこれが磨り減り負荷をかけると空回りし始め、ペラの交換を余儀なくされてしまうのあります。

 

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写真は借り物でジュニアくんのではないが、こんな感じかな。

 

このような場合、ペラに何の損傷もなくても廃棄して新品を購入しなきゃいけないのが一般的なのですが、自分にはどうにも納得がいかないので何とかしようとなった訳です。

 

取り寄せるのに時間がかかることもありますが、ペラのお値段は自分にとって目が飛び出るくらいお高いので、それこそ 「どげんかせんといかん」 ごとなったなった次第。

 

 

 

あれこれやって上手くいかないので、あちこち相談してみましたが答えはいずれも 「交換するしかないですよ。」 でありまして、ますます心がブルーになりかけておりましたがが、突然大昔のことが閃いたのであります。

 

高校生の頃、草刈機に2馬力のペラを取り付け船外機を作りかけたが、回転部とペラの溶接が素材の不一致でどうにもならなかった時、ある簡単な方法を思い付いて完成させたことを思い出して、それをそのままやってみたら何と大成功だったのですね。

 

たったプロペラ1個のことだけで、橋の下の天然ドックで半日以上費やしての作業でありましたが、終わった時にはさすがに疲れ果ててせいゆう丸のキャビンで1時間爆睡しちょりました。

 

修理に要した材料費は200円程度でしたので、十分納得いく修理内容でありました。

 

これでジュニアくんに乗って安心して操船してもらえるので、凪ぎの日だったら沖の60m付近も徹底的に探索して、美味しいお魚を捕まえて来ると良いね。

 

 

 

 

さあて時刻は午前3時前となりましたので、そろそろ出立しましょうかね。

 

今日は安心して沖に出られそうです。

 

イサキさんよ、お願いだからそろそろ出ておいで。頼むよ!