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せいゆう丸釣行記
「ブーーブーーブーー!」
とにかくジュニアくんの警報音はいつ鳴ってもそりゃけたたましくて、突然鳴り出すと意表をつかれて凄く狼狽してしまいます。
急いでスロットルレバーを低速に戻してゆっくり走行して暫くすると、ようやく鳴り止み何事もなかったように走っている。
オーバーヒートの原因が冷却水不足と分かっていましたが、インペラなのかエアー噛んでるのか、はたまたキングストンの不良か根本原因が長いことわからないままでおりました。
それが偶然にも今日解決しちゃいまして、それはやけくそで全開で走り続けていたら、冷却水取り入れパイプの中のゴミが全部排出されたみたいで、それまでちょろちょろとしか出てなかった冷却水が勢いよく出るようになりました。
なんか詰まってた耳クソか鼻クソが取れちゃって、気持ちよくスーコラスーコラ抜けた感じでしたね。
長いこと日向の港に停泊させてたので竹の葉っぱみたいなのが詰まっていて、ホースの中で圧縮されて出てこなかったみたいでありました。
港湾内を何度も行ったり来たりして走行の癖を掴んでは、帰港して調整する作業をしてましたが、流れる癖も掴めたしステアリングの特性も分かったので、後日外海に出て波を受けたときの特性や静止時の横揺れの程度を掴みたいと思います。
お昼前までジュニアくんの作業をした後、木花までお弁当を買いに行って戻ってきたら驚いてしまった。
せいゆう丸の片側をゴロンとさせてお腹をゴシゴシするつもりでしたが、ここまでゴロンとするとは思わなんだ。
キャビン内に入ってみるといろんなものが片側に移動しておりました。
でもゴロンのおかげで片側のお腹に付着していた、海苔やフジツボなどを随分取り除くことができましたよ。
船足が多分時速 0.3kmくらいは速くなると思いますけど、普段速いお船にお乗りの方は 「そんなことしてアホとちゃうか?」 とお思いでしょうなあ。
でも自分にとってこの速力アップは貴重なんですわ。
労力かけるだけで速力上がるってことはお金使わず燃費良くなるわけで、結果燃料の節約がタダで出来るって寸法であります。
ドックに上げて船底塗料塗ってもらえばそれなりに速力上がるのは分かってますが、費用対効果を考えると燃費向上で費用を回収できるはずも無く、やっぱり自分は橋の下の天然ドックでゆっくりまったりと干潮を待ってゴシゴシするのが一番の節約と思もちょります。
でも作業が続いてひんだれたので、昨日は昼過ぎに帰って久しぶりに親宅にお泊りしました。
天気情報では28日までは出られんやろうね。
でもゴールデンウィークはお天気良さそうだね。
待ちに待ったゴールデンウィークは、サラリー諸氏にとって超貴重な日々であります。
出来れば全ての日に出られると良いけどね。