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せいゆう丸釣行記

2016-03-30 03:11:00

一昨日の貧漁を反省して昨日は天然養殖場からスタートすることにしましたが、残念ながらスカでありました。

 

適度な上り潮で魚影もモワッと出ていて内心 「ウヒヒ!」 でありましたが、なんのことはない完全にスカを喰らいまして、サビキにも天秤にもまるであたりがないので早々に南限の地に向かうことにしました。

 

一昨日南限ではサビキ仕掛けに中アジがパクパク喰って来ましたが、突然お魚の姿が消えて一瞬にして東京砂漠化したのをなぜだろうと不思議に感じておりましたが、犯人はどうやらブリ様の仕業だったようです。

 

と言いますのも、先に南限に来られていたクラブの会長からお電話があり、ルアーで6~7kgのブリを仕留められたとのこと。 

 

一昨日突然にお魚が姿を消したのは、大魚に追いかけられて逃げてしまったみたいですね。

 

 

 

南限では期待に応えてくれて、中アジではあるものの結構釣れてくれたのはよかったけど、特定のサビキにしか反応してくれなかったですね。

 

サビキ釣りってすんごく面白いことがありまして、当たる品と当たらない品の差があまりにも激しい時がございまして、どれに好んでアジが喰ってくるかまるで予想がつかないのであります。

 

ウーリー系・スキン系・蓄光系・魚皮系・三味系・カブラ系と様々なサビキがありますが、どれが当たるかは投入してみらんと分からないのが現実なのですねえ。

 

 

 

とりあえず南限でお刺身程度を確保したところで、先発で沖に行かれたSI氏に連絡してみると、数は出ないが型が良いアジが天秤で喰ってきたとのこと。

 

南限では天秤にはまるで見向きもしなかったのに、沖では天秤にしか反応しないみたいだが、お魚ってホントに不思議だよね。

 

沖に到着してSI氏と入れ替わる形で漁を開始しましたが、情報通り天秤仕掛けのみにデカアジが喰って来ました。

 

天秤仕掛けは今まで底から8~10m上げた深さがベストでしたが、昨日は5m以下でしかアタリがなかったみたいで、冬場の行動パターンと随分変わってきたのを肌で感じましたね。

 

40cmオーバーのデカチンアジも数匹確保できて、昨日もかろうじてお刺身程度のお魚を釣ることが出来ましたよ。

 

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釣り雑誌や釣り船のHPを拝見すると、そりゃ華々しい写真や文言が目に飛び込んでなんかワクワクしちゃいますが、せいゆう丸では毎回お刺身程度にしかお魚が釣れてないので、このHPを見に来られるお方も 「また釣れちょらんわ、この船は!」 とお思いになっておられると存じますが、残念ながらこれが厳しい現実でございます。

 

たまには 「入れ食い止まらず!」 とか 「クーラーの容量追いつかず!」 とか 「釣果の一部!」 とか書きたいところですが、どう逆立ちしたってそんな文言が出るはずもなく、年に数回少し釣れたら好漁とか豊漁と書ける程度がせいぜいかも。

 

チト綺麗なお魚が釣れたらアップで写真撮ってごまかすくらいしかできませんで、お船に持ってこられるクーラーだって最近皆さんピクニックに持って行くより小さな物に変わってきましたなあ。

 

皆さんホントに釣れてないお船だってことが随分分かってきたんだね。

 

少し自虐的になりましたが、それでも忙しいお仕事の合間に、ゆったりまったり海の遊びを何度でも楽しむことが出来れば、そんなものでも良いかなあと心密かに感じております。

 

 

 

さあて今度の週末もどうやらお天気悪くて怪しい感じですが、カレンダーを見てみますと過去に不幸な歴史をお持ちのお方の名がズラズラと連ねてございました。

 

おそらく今週末は 「ジュニアくん」 の整備や 「せいゆう丸」 のメンテナンスをやることになるでしょうなあ。

 

残念!