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せいゆう丸釣行記

2016-03-25 03:18:00
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突然ですがこのお写真は、かあちゃんが知り合いの農地をお借りして育てた高菜のお漬物なんですが、こうして真空包装して冷凍庫に保存して、ほぼ1年間我が家の食卓で美味しくいただく品であります。

 

こうして我が家では、お魚やお野菜を獲ったり育てたりして極力お金を使わず生活しておりますが、食べ物の出処がすべてわかっておりますので、毎日かあちゃんの手作り料理を安心して美味しくいただけて、実に幸せな生活を送っているんですなあ。

 

 

 

 

さてと、昨日は完全に寝坊してもうたので、写真だけアップした後堀切峠から海を臨んだのですが、意外なほど穏やかな表情をしてたけど、凪ぎなのに漁船が1隻も見当たりませんでした。

 

実は漁師が出てない海が一番危ないのでありまして、それを知らずに若い頃、凪ぎの海が突然シケになりエライな目に会った経験を自分は何度かしまして、漁師が出てない海には絶対に出ていってはならないことを自然に学んだのでありました。

 

陸にいるお方はフツー荒波の時でも漁に出て行く勇猛な姿を漁師にイメージしがちですが、とんでもない、波が高い時やシケた時には漁師は絶対に海には出ませんね。

 

シケだろうがなんだろうが勇猛果敢に沖に出ていかれるお方を拝見しますと、お船を買ったばかりで怖さを知らなかったり、持って生まれて学習能力に欠けていたり、高齢で三半規管の神経が切れて揺れを感じないようなお方に多いように思えますねえ。

 

シケの中、わざわざ船をお沖に出して転覆してニュースになるお方は、初心者だったり高齢者に多いような気がしますがね。

 

人に迷惑かけんごと、十分気を付けんといかんね。

 

 

 

 

案の定9時過ぎからエライな北東からの風が吹いてきて、ライブカメラで見た青島沖は大シケとなっておりました。

 

出なくて良かった、よかったです。

 

 

 

 

ところで昨日の朝、お船の中で例によって鍋焼きうどんを食べてゆっくりしておりますと、たまたま近くを通りかかってお越しになったお方とお話しをさせていただくことになりましたが、このお方は市民の安全を守ることをお仕事になさっていて、先日長年に亘るその任を解かれ肩の荷が降りて、ホッとされているとのことでした。

 

「何事もないことが一番の幸せ」

 

自分も、とある企業で安全担当していた経緯もあり、なによりこの言葉の深さを知っているつもりですが、広域の市民の安全を願ってお仕事されてきたご苦労は並々ならぬものがあったでしょうね。

 

短い時間でしたがお話しを伺っている中で、長年緊張と重圧の中に身を置かれて来られたであろうご苦労を、静かな語り口の中に深く感じ取ることが出来ましたなあ。

 

お魚を釣ることも大事だけど、安全に楽しく遊べることを最優先とする精神を絶対に忘れちゃいけないと、このお方のお話しを伺う中で、改めて胸に刻むことができましたよ。

 

貴重なお話し、まことにありがとうございました。

 

 

 

さあて、一昨日は昨日の大シケが考えられないほどのベタ凪で、最高の釣り日和でありました。

 

潮はトロリとした適度な上り潮で、水温は18.5度でありました。

  

一昨日もいつものように沖に行く途中10数箇所のポイントを通過して探索しながら進み、お魚が居た場所も居なかった場所も全部頭の中に叩き込み、一通り探索した中で一番群れが大きくて活性があると思われた場所に戻って船を付けましたが、そこは割と大きな群れで魚探の反応はピンピン跳ねているように見えました。

 

一昨日はどうした訳か付けたい場所になかなか付けられなかったのですが、ポイント外してもある程度食ってきたので群れの大きさと活性の高さが伺い知れまして、何度かイカリ掛けに失敗した後ピタリと付けられたらパクパク食ってきました。

 

終わってみるとお刺身が十分食べられる漁となりました。

 

 

 

面白かったのはデカアジやチダイが、ある種類のサビキにもの凄く反応してきまして、普通のサビキとまるで結果が違ったことでありました。

 

しばらくそのサビキを使って傾向を掴んでみますが、ハッキリ結果が判明したら公開いたします。

 

乞うご期待!