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せいゆう丸釣行記

2016-01-30 02:41:00
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この欄で何度も書いておりますがこの釣行記は自分の日記代わりに書いておりまして、特に何かの目的があって書き続けている訳ではありません。

 

しかしありがたいことに、 「せいゆう丸さんのブログは面白いですねー。いつも朝一番で見てますよー。」 などの激励のメールやお言葉を頂戴しますと、たまに気が向かん時があっても、「こりゃ怠ける訳にはいかんなあ」 と、自分自身を奮い立たせている今日この頃であります。

 

最近1日に1000アクセスを超える時がありまして、何でこんな小者の呟きのような書き込みを沢山のお方にご覧頂くのか良く分かりませんが、ともあれ今後とも自然体でありのままで鮮度の高い情報を、ご覧いただいてる皆さんにお伝えしていきたいと思う次第であります。

 

 

 

昨日は雨のため休漁したので釣果情報はありませんが、そんな合間を利用してたまには自分に関するお話をしたいと存じます。

 

 

 

自分がなぜ海の遊びのお手伝いをするガイドの真似事をしているかでありますが、それは心の底からもっと沢山のお方に海の楽しさを知っていただきたいと思っているからであります。

 

 

 

自分は35年にわたり地元の1つの企業に勤めていた一介のサラリーでありましたが、その間残念ながらあまり楽しくなかった。

 

いや、それなりの仕事をしてきたつもりですけど、どこかつまらなかった。

 

ぞれは自分の飽きっぽい性格が一番の原因だったことは自分自身よーく分かっていますが、組織の歯車だけの自分の存在にどこか違和感を覚えていたのかもしれませんね。

 

今から18年前、心折れながら転勤させられた先がたまたま海が豊かな土地だったのですが、かあちゃんがそんな惨めな自分の姿を見るに見かねて、長年かけて一生懸命内職で貯めてたお金をポンと出して中古のお船を購入してくれたことが、その後の自分の大きな転機になったのであります。

 

新たな土地でお船を手に入れた自分は、遊びでも仕事でも見事に息を吹き返し、その土地以外でも充実したマリンライフを楽しんでいたのでありました。

 

佐伯・蒲江・直海・細島・都農などの各港にお船を係留させ、それらの海で釣りを沢山楽しんだものです。

 

その後幸いにも子供たちが皆独立して結婚し、親としての責任から開放された時点で張り詰めていた糸が切れたと言いましょうか、 「もうそんなに我慢せんでいいわ」 との考えが自分の頭の中を支配するようになり、組織を離れ自由の身となったわけです。

 

「さあて、これから何をするかね」 

 

そう考える中で、飽きっぽい性格の自分が長年続けてこられたのはお船遊びだけでして、そうなると自分にはこれしかないと思い、紆余曲折しながら結局今に至ってるわけであります。

 

お船が折れかけた自分の心を立て直してくれて、海が豊かな幸を我が家に届けてくれて、家族みんなで美味しくいただいたことを思い出しますと、海遊びが私達家族をどれほど支えてきてくれたかとの感謝の思いがフツフツと湧き上がってくるのであります。

 

 

 

まあこんな経緯がありまして、海の遊びをもっと沢山のお方に知っていただいて、もし海に魅力を感じたり、面白かったり、勇気をもらったりなど感じてもらえれば、それなりに人のお役に立つことになるわなと思っている次第であります。

 

サラリー諸氏が仕事に疲れて心癒しに釣り糸垂れても良いし、毎日が日曜日の爺っちゃま達が暇つぶしにお魚釣りに没頭されても良いし、とにかく海という大自然の中に身を置く機会を作れることは、結構人様のお役に立てる事だと考えております。

 

海って陸上では絶対に体験できないフィールドでありまして、何が居るか何が起こるかわからない空間でもあります。

 

ですから海遊び、とりわけお船遊びは面白いしワクワクするのですが、残念ながらその入口に待ち構える種々のハードルが高すぎて、おいそれと簡単に海遊びの世界に入り込んだり、または長く続けたりすることが出来ないのであります。

 

宮崎にはこんなに美しく豊饒の海が広がっているのに実にもったいないことでして、どうにかしてそのハードルをググッと下げて海遊びをもっと身近なものに出来ないか、あれこれ考えながら悪戦苦闘しているところなのです。

 

海遊びや船遊びは決して裕福なお方達だけが楽しめる憧れの遊びではなく、老いも若きも男女を問わず、気楽に気軽に日常的に海と接する機会をどうやって具現化できるか、焼酎で焼き切れかけた脳みそで考日々考え続けているのであります。

 

 

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 たまには失敗して挫折したり落ち込んだりもしますが、苦しかったサラリー時代を考えると大したことではないと、前向きに考えるようにしておりまして、沢山のお方にこのHPを見て頂くことが自分の一番の心の支えとなっていることは言うまでもありません。

 

ですからこれからも、出来る限り何やらかにやら毎日毎日書き続けて行きたいものですね。

 

 

 

今日は1日お船から離れて、孫のことや親のことなどをしましょかね。