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せいゆう丸釣行記

2015-09-29 15:43:00
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今朝の海はうねりがかなり取れて、かなり穏やかなお顔をしておりました。

 

雨も降ることから昨日のうちに出漁中止を決めておりましたが、何故か海を見ないと落ち着かない習慣になっちゃたんだなあ。

 

「さて、何するか?」

 

今日は大潮でお昼が干潮。

 

「そうだ、ドライブのギヤオイル交換しよう」

 

突然ひらめきいつもの橋の下の天然ドッグに船を移動して、潮が引くまでキャビンでグースカピーとお寝んね。

 

ラジオかけながらうつらうつら寝ること2時間、潮が完全に引いたため突然船体が左に傾き目が覚めたのであります。

 

 

 

船底のフジツボ取ったり苔をタワシで擦ったりしているうちに完全に干潮となったので、雨靴はいてぬかりながら後ろのドライブに周ると何かプロペラあたりのシルエットが変である。

 

ペラが妙に飛び出した感じで、エラく隙間があるではないか。

 

「ゲゲ!プロテクションジンクが無いやんけ!」

 

そー言えばこの前走行中に後ろから 「ガガガー」 って異音が2度程聞こえたが、ジンクのネジが緩んでペラで割っちゃったんだね。

 

ジンクは犠牲亜鉛とも呼ばれ、電蝕からペラやドライブなどの金属を守る大事な部品なのですが、それらの金属に先んじて溶けちゃうから痩せてくるんだね。

 

ヤンマーに電話したら取り寄せだそうで、暫くジンク無しで動かさないといけませんが仕方ないのであります。

 

気を取り直し、長らく交換してなかったドライブのオイル交換をすることにしました。

 

 

 

ところで写真は自分のお船のドライブではありませんが、ヤンマーのSZシリーズの物と思われます。

 

写真撮らんかったから、チトお借りして載っけちゃいました。

 

本当のドッグでオイル交換する場合、下のドレンからオイルを抜いてそこから圧をかけて注入するのだが、ここは泥だらけの天然ドッグ。

 

ギヤの中に泥が入ったらエラいなことになるので、時間かけても上のレベルゲージの小さな穴から入れねばならぬ。

 

天然ドッグは使用料はかからんが、労力的には結構苦労はするんだよ。泥に足を取られてまともに歩けんし、とにかく泥だらけになって大変だ。

 

こんなバカなことするのは恐らく自分くらいだろうね。

 

小一時間くらいかけて2.5リットルのギヤオイルを流し込み、オイル交換終了でありました。

 

費用はオイル代の1000円くらいかな?

 

でもさ、天然ドッグの作業は疲れるわよ。

 

年取って出来る仕事じゃないかもね。

 

 

 

明日は出漁する予定ですが、北風吹かんけりゃ良いけどねえ。